6月4日、東京・お台場シネマメディアージュにて「
本作は、クレープ店を営む元ヤクザ・柴田源治が、かつての仲間との再会を機にヤクザ同士の抗争へと巻き込まれていくさまを描いた任侠映画。「HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス」の
主人公の柴田役を務めた感想を求められ、蛭子は「毎日撮影して、出番が多いんだなあって思った。昔大好きな高倉健さんの任侠映画をオールナイトで観たことがあって、今作では健さんをイメージしながらやったんです。またチャレンジしたいですよ」と次回作への意欲を見せた。すると蛭子の発言に、柴田の舎弟・三鷹を演じた中尾が反応。「こんなにセリフを覚えてこない役者さんは初めてです。本番になると『あれ?』って。蛭子さんが自分の役名を忘れちゃったときはビックリしました(笑)」と撮影時のエピソードを暴露。徳永も「自分の名前を書くシーンで全然違う名前を書いてたよね」と一言。蛭子が「最近、認知症気味なのかな?」ととぼけてみせると、会場は大きな笑いに包まれた。
亡き父親の跡を継いだ女組長・時子役のトリンドルは「お話をいただいたときは蛭子さんの娘役と聞いていたんです。ところが、衣装合わせに行ったら組長の娘役でした」と告白。貫禄ある演技を周囲から絶賛されたようで「気合いでがんばりました!」とうれしそうに当時を振り返った。お色気担当として本作に華を添えた北原と橋本。榊組組長の愛人役を演じた北原は「世間一般的に、愛人といえば橋本さん。でも今度からは北原=愛人と思っていただけたらいいな」とコメント。風俗嬢役の橋本は、共演シーンが多い中尾に対して蛭子が「いいなあ。僕も(橋本のところへ)行きたいなあ」と何度もぼやいていたことを知り「ありがとうございます」と照れ笑い。続けて、「風俗嬢はいろいろなお客さんを相手にしているので、優しさも演技だったりすると思うんです。でも三鷹のアプローチを受けて、徐々に素が出るところや、根が純粋な女子であるところを意識して演じました」と女優魂を見せた。
柴田の若かりし頃を演じた大悟は「自分と蛭子さんが同一人物って、源治の20年間に何があったんだって思っちゃいますよ」とコメント。直後、蛭子と大悟による“にらみ合い対決”が突如行われることに。ジリジリとにらみを効かせる蛭子を見た大悟は「この距離で見ると、おばあちゃんみたい」と発言。観客の笑いを誘った。
最後に、蛭子は「面白かったと思ってもらえたらうれしいです。初めて主演を務めた作品だけど、幸いなのは尺が1時間ちょっとと短いところ。でも内容は面白いので、もしよかったら宣伝してください」と映画をしっかりPRし、舞台挨拶を締めくくった。
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