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島田荘司の小説「星籠の海」をもとにした本作は、天才脳科学者・御手洗潔が瀬戸内海の小さな島で起こった怪事件に迫るミステリー。
原作ファンから絶大な人気を誇る御手洗を演じたことについて、玉木は「IQ300以上で頭脳明晰、無機質で機械的な人を目指して演じました。でもどこかで人間らしさを醸し出さなければいけないなとも思ったので、人に対して不器用であるという部分にそれを埋め込みましたね」と振り返る。
映画のオリジナルキャラクター・みゆきを演じた広瀬は、「台本を読んだときに、お話がシリアスな分、みゆきっていうキャラクターはとても明るいと感じて。だから、あえて浮いていこうと思いました。作品にそぐわない感じのキャラクターなので」と明るく話し笑いを誘った。
広瀬に「玉木さんとは一切お芝居のお話はしなかったです。(役も)いい感じに噛み合ってなくて……」と言われた玉木は、「普段も噛み合わないんですけど(笑)。それが対照的な役柄としてよかったんだと思います」とコメント。また広瀬は、現場を振り返りながら「皆さんにとてもよくしていただいて……ウフフ!」と突然笑い出す。そのマイペースっぷりに、玉木は彼女を指して「誰よりもムードーメーカーでした」と話した。
ここで司会から、「もしも身近に御手洗がいたら、どんなことを解決してもらいたいか?」という質問が。玉木は、小学校4年の頃に親友が北海道へ引っ越してしまったという過去を明かし、「そこから連絡を取っていないので、彼が今どんな生活をしてるのかわからない。それを知りたいなって思います」と回答。一方広瀬は「私は足が小さくて、よく転ぶんですね。それが悩みです」と再びマイペースな発言を繰り出し、玉木から「それ、探偵に悩むことじゃないでしょ! まずお医者さんかスポーツトレーナーでしょ」とツッコミが入る。それでも「足を大きくする方法、あるんですかね?」と続ける広瀬に、玉木が「知らないよ!」と返し笑いが起こった。
最後に玉木が「小説というのは目と想像力で楽しむもの。映画というのは目と耳と想像力で楽しむものだと思います。皆様にとって現実を忘れるひとときとなるような作品になっていたらと思います」と挨拶し、イベントを締めくくった。
「探偵ミタライの事件簿 星籠の海」は全国で上映中。
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