2000年製作の「ヴァンダの部屋」は、再開発のため取り壊しの進むポルトガル・リスボンのスラム街で、ある移民女性とその家族の姿を捉えたもの。その6年後に製作された「コロッサル・ユース」は、同じスラム街を舞台に、アフリカからの移民ヴェントゥーラが新しい集合住宅と貧民街を行き来するさまを描き出す。東京・ユーロスペースにて、6月18日より週替わりでスクリーンにかけられる。
2作と同じ街を舞台とした「ホース・マネー」は、「コロッサル・ユース」に続きヴェントゥーラが出演し、彼の経験をもとに移民たちの苦難の歴史を映し出す作品。山形国際ドキュメンタリー映画祭2015のインターナショナル・コンペティション部門にて大賞に輝いた。6月18日より全国順次ロードショー。
なお4月に日本を訪れたコスタが、6月下旬にも来日することが決定。ユーロスペースにてイベントを行う予定で、詳細は後日発表となる。
ヴァンダの部屋
2016年6月18日(土)~24日(金)、7月2日(土)~8日(金)東京都 ユーロスペース
開映 15:10~
料金:1500円 / ユーロスペース会員 1200円
※「ホース・マネー」の半券提示で1200円
コロッサル・ユース
2016年6月25日(土)~7月1日(金)、9日(土)~15日(金)東京都 ユーロスペース
開映 15:10~
料金:1500円 / ユーロスペース会員 1200円
※「ホース・マネー」の半券提示で1200円
ペドロ・コスタの映画作品
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リンク
- ユーロスペース
- 「ホース・マネー」公式サイト
- 「ホース・マネー」予告編
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映画ナタリー @eiga_natalie
ペドロ・コスタの「ヴァンダの部屋」「コロッサル・ユース」を35mmフィルムで上映 https://t.co/OmGTJ7ViGj https://t.co/Rx0jos8go7