「のぼうの城」「村上海賊の娘」で知られる和田竜の小説「
天正伊賀の乱が題材の「忍びの国」は、織田信長の次男・信雄率いる織田軍と伊賀忍び軍団が大合戦を繰り広げるさまを描く作品。脚本は和田自ら手がけた。
大野が演じるのは、史上最強の忍び・無門(むもん)。普段は無類の怠け者で金の亡者だが、いざとなったら超人的な力を発揮するというキャラクターだ。時代劇映画初主演、本格アクションも初挑戦となる大野は「史上最強と呼ばれるほどの忍者の役なので、アクションや格闘のシーンがたくさん出てきますが、久しぶりにご一緒する中村監督の描く世界観に応えられるよう、精一杯頑張りたいと思います!」と意気込んだ。
2011年公開の「映画 怪物くん」でも大野とタッグを組んだ中村は「予想外、規格外なところ、何を考えているのかわからない面白さが、(無門と)似ていると思います。大野くんの、役に入ったときの得体の知れなさみたいなものをすごく感じていて、ぴったりなんじゃないかと思います」とコメント。また和田は「脚本を書き始めて足かけ11年。中村監督のようなすごく優秀な監督と、大野さんのような大スターが出てくれるというのは、すごくありがたいなと感じています」と喜びを語った。
「忍びの国」は7月にクランクイン。撮影は10月まで行われ、2017年夏に全国で公開される予定だ。現在、公式サイトにてティザービジュアルが公開されているので、ファンはチェックしてみては。
大野智 コメント
大野智です。
この度、映画では初の時代劇「忍びの国」で主演させて頂くことになりました。
史上最強と呼ばれるほどの忍者の役なので、アクションや格闘のシーンがたくさん出てきますが、
久しぶりにご一緒する中村監督の描く世界観に応えられるよう、精一杯頑張りたいと思います!
今演じている社長役から、次は忍者役へ、役柄は全く違いますが、新しい自分を出せるようチャレンジしてみます!
中村義洋 コメント
(主人公と大野は)予想外、規格外なところ、何を考えているのかわからない面白さが、似ていると思います。大野くんの、役に入ったときの得体の知れなさみたいなものをすごく感じていて、ぴったりなんじゃないかと思います。勝手に期待しているところがあって、ただでさえ面白いのに、僕やスタッフが想像できないところまでいってくれるんじゃないかという気がします。
(原作の魅力は)自由さ。今までのどの忍者の世界とも違う、新しい世界であり、自由な感じでありながら、本当はきっとこうだったんだろうな、と思えるところが、(この原作の)一番の魅力だと思います。
(合戦のシーンは)見たことのないものになると思います。今までと全然違うと思います。(アクションは)吹替はあまり考えていません。忍術とは本当はどんなだったんだろうな、というのをやる。妖術にはしません。
伊賀の国は実際記録が残っていて、半分は百姓などをしながら諜報活動をしている。その伊賀が攻められたらどうなるか。頭脳戦が繰り広げられる、みたいな面白さがある。スパイなんです。逃げたり隠れたりというのに長けた忍びたちが、自分たちの国を攻められたらどうするか?というお話です。
和田竜 コメント
脚本を書き始めて足かけ11年。中村監督のようなすごく優秀な監督と、大野さんのような大スターが出てくれるというのは、すごくありがたいなと感じています。大野さんはお会いしたことはないのですが、聞くところによると変わり者のような人らしく、原作の主人公も変わり者なので、そこのところをうまくやってくださるんじゃないかと思っています。
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大野智、主演作で本格アクション初挑戦!忍VS侍の合戦描く「忍びの国」製作決定
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