俺が出なきゃダメだろう！初代ルドルフ毒蝮三太夫「ルドルフとイッパイアッテナ」出演

劇場版フル3DCGアニメーション「ルドルフとイッパイアッテナ」に、毒蝮三太夫が出演することがわかった。

斉藤洋の児童文学を原作にした「ルドルフとイッパイアッテナ」は、小さな黒猫ルドルフが成長していく姿を追った物語。ひょんなことから飼い主のもとを離れ東京にやって来てしまったルドルフに井上真央が、複数の名前を持つボス猫イッパイアッテナに鈴木亮平が息を吹き込む。

1990年代にNHK「母と子のテレビ絵本」で放送されたアニメ版で、ルドルフやイッパイアッテナ、ブッチー、デビルなどすべてのキャラクターの声を担当した毒蝮。本作では、こわもてだが人情深いトラックの運転手役を務める。

毒蝮は「やっぱり俺が出演しなきゃダメだろうと（笑）。いやいや、アニメに関わっていたときを思い出すと懐かしい。あのときは全部の役の声を俺がやってたから録音の後は1～2kgくらい痩せたんだよ」とコメント。そして「全国の少年少女だけじゃなくて大人も楽しめる作品になったと思うので、『あー！ 絵本で読んでたよ』『アニメで観てたよ！ 映画も観に行こうよ！』って話しながら親子で観てくれたらそんなにいいことはない」と本作について語った。

「ルドルフとイッパイアッテナ」は、8月6日より全国でロードショー。

毒蝮三太夫 コメント

（オファーがあったときに）やっぱり俺が出演しなきゃダメだろうと（笑）。いやいや、アニメに関わっていたときを思い出すと懐かしい。あのときは全部の役の声を俺がやってたから録音の後は1～2kgくらい痩せたんだよ。この作品は原作そのものに厚みがあって、それがアニメになって、立派な映画になって、素晴らしい作品になった。井上さんは、声が可愛いよね！ 声だけでも商売になるんじゃないかな（笑）。絵もかわいいし、俺が声をやっていたときよりもルドルフがとってもかわいらしくなった！ 全国の少年少女だけじゃなくて大人も楽しめる作品になったと思うので、「あー！ 絵本で読んでたよ」「アニメで観てたよ！ 映画も見に行こうよ！」って話しながら親子で観てくれたらそんなにいいことはない。今の日本人に一番欠けている、情とか、関わり合いとか、愛とか、そういうものがいっぱい詰まってますから、ぜひ親子3代で観ていろいろと話をしてみてほしいですね。