「火花」イッキ観試写会、廣木隆一が林遣都と波岡一喜を“漫才師”として賞賛

2

67

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 23 41
  • 3 シェア

Netflixオリジナルドラマ「火花」の全10話イッキ観試写会が5月22日、東京・新宿明治安田生命ホールにて行われ、キャストの林遣都波岡一喜、好井まさお(井下好井)、村田秀亮(とろサーモン)、総監督の廣木隆一が登壇した。

「火花」全10話イッキ観試写会の様子。左から村田秀亮(とろサーモン)、好井まさお(井下好井)、林遣都、波岡一喜、廣木隆一。

「火花」全10話イッキ観試写会の様子。左から村田秀亮(とろサーモン)、好井まさお(井下好井)、林遣都、波岡一喜、廣木隆一。

大きなサイズで見る(全23件)

「火花」ビジュアル

「火花」ビジュアル[拡大]

又吉直樹(ピース)の芥川賞受賞作をもとにした本作は、売れようともがく若手芸人・徳永と天才肌の先輩芸人・神谷が、“笑いとは何か、生きるとは何か”を模索していく物語。廣木をはじめ白石和彌、沖田修一らが各話の監督を務め、お笑いコンビ・スパークスでボケを担当する徳永を林、徳永に自身の自伝の執筆を命令する、あほんだらのボケ担当・神谷を波岡が演じる。

劇中のシーンを再現する波岡一喜。

劇中のシーンを再現する波岡一喜。[拡大]

全話を1日かけて一気に上映したこのイベント。舞台に上がった林が「今日は朝から、最後まで観ていただいてありがとうございました。関係者以外の方に観ていただいて、生で感想を聞けるのは今日が初めてで、どうでしたか?」と呼びかけると、観客からは大きな拍手が。一方、波岡は「波岡からではなく神谷からお礼を言いたいと思います。今日は皆さん来てくれてありがとう、ありがとう、ありがとう……ありがとう、地獄、地獄、地獄、地獄、地獄!」と劇中での漫才シーンと同様、観客に指をさしながら叫び、会場を盛り上げる。

林遣都

林遣都[拡大]

漫才シーンが多く盛り込まれた本作。スパークスのツッコミ・山下を演じた好井について、林は「最高です。一生のパートナーですよ」と半笑いで回答する。「半笑いやん!」と林の態度にツッコんだ好井は、劇中と同じく公園で練習したことに触れ「漫才を2人で作ってウケるようにしようって。ゆくゆくはルミネ(the よしもと)出番をスパークスでいただけたらなって僕は思いながら練習してました」と振り返った。

左から村田秀亮(とろサーモン)、好井まさお(井下好井)。

左から村田秀亮(とろサーモン)、好井まさお(井下好井)。[拡大]

一方、あほんだらのツッコミ・大林に扮する村田は「とろサーモンは1回も練習せずに舞台に出たりするんですけど、波岡さんは本当にしっかり練習してくれて」と本来の相方である久保田和靖を引き合いに出してコメントし、「ただ作家の人に見せたら、練習しすぎてて『棒読みになってて全然おもんないです』って言われてね」と失敗談も明かした。廣木は「普段漫才はテレビでいっぱい流れてるから、それに負けちゃいかんと。漫才シーンで飽きられちゃうとドラマ的には負けかなと思ってたんだけど、勢いがあって。一発撮りだよね、ほとんど。その勢いが本当にすごい」と劇中の漫才師としての4人に賞賛を贈る。

左から林遣都、波岡一喜。

左から林遣都、波岡一喜。[拡大]

監督ごとに演出の違いがあったかを聞かれると、林は「廣木さんが(1話で)ベースを作ってくださり、僕らはそれを信じてやれました」、波岡は「芝居やキャラクターを揺るがすような演出はなかった。けど完成したものを観たら監督ごとのカラーがちゃんとあるなと思いました」と返答。その言葉に廣木は「連続ドラマではなく、10本の中編映画を作れればと思っていたので、すごくうれしい」と笑みを浮かべた。

「火花」は6月3日より、Netflixにて世界190カ国で一挙配信。

※記事初出時、人名に一部誤りがありました。お詫びして訂正します。

この記事の画像・動画(全23件)

(c)2016YDクリエイション

読者の反応

  • 2

a s r @0655asr

「火花」イッキ観試写会、廣木隆一が林遣都と波岡一喜を“漫才師”として賞賛 https://t.co/db0qMRZxZa

コメントを読む(2件)

関連記事

関連商品

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 林遣都 / 波岡一喜 / 廣木隆一 / 井下好井 / とろサーモン の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。