劇場アニメ「風のように」の完成披露トークイベントが本日5月7日、東京・プーク人形劇場にて行われた。
クラウドファンディングのコレクターを招いて行われたイベントには原作者のちばを筆頭にマンガ家の
作品の内容に絡めて初恋の思い出を聞かれた登壇者たち。村上は「東映のアニメ『安寿と厨子王丸』の安寿にドキドキしました」、石川は「ちば先生の『ハリスの旋風』のオチャラですかね。主人公がうらやましかった」とそれぞれに回答していく。最後に話を振られたちばは「僕は惚れっぽくて、すぐ好きになっちゃうんですけど……さっき(本編を観ているときに)隣に座っていた野沢雅子さんにドキドキしました」と述べ、照れたように笑う。
MCから自身の作品におけるこだわりを聞かれた川は「僕はくじけないでがんばる主人公を30年近く描いてきたんですが、いろんなくじけない方法があると思っているので、今後もそれを続けていきたい」とコメント。同じ質問に対してちばは「パーフェクトな人間には惹かれない。三平にしても、ジョーにしても欠点だらけだけど下手なりに一生懸命やっている。だから応援したくなるし、そういう親しみを感じさせるキャラクターを描いてきたのかなと、ふと思いました」とマンガ家としての歩みを振り返った。
イベントには監督の本多敏行、作画監督の野口征恒も登壇。またシンガーソングライターの松本佳奈も登場し、主題歌の「恋風」を披露した。
「風のように」は7月9日より東京・下北沢トリウッドにてロードショー。
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- 「風のように」公式サイト
- 「風のように」予告編
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上妻晋作 KOZUMA Shinsaku @kozuma_
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