ジョディ・フォスターがハリウッド殿堂入り、K・スチュワートが祝福に駆け付ける

監督作「マネーモンスター」の公開を控えるジョディ・フォスターの名前が、米国ハリウッドのウォーク・オブ・フェームに刻まれた。

ウォーク・オブ・フェームは、エンタテインメント界で活躍した人物の名前を彫った星形のプレートが埋め込まれた約5kmほどの歩道。フォスターは「羊たちの沈黙」「告発の行方」でアカデミー賞主演女優賞を受賞するなど女優業での活躍に加え、監督やプロデューサーとしてもハリウッドに貢献していることから、このたび殿堂入りとなった。

アメリカ現地時間5月4日に行われたセレモニーで、フォスターは「アメージングだわ！ このハリウッド大通りから10ブロック先で育ったの。ここでウォーク・オブ・フェームの星のセレモニーが行われていることにワクワクして、子供の頃から夢見ていたのよ」と喜びのコメント。また「自分の息子たちに『ママはどうしてハリウッド大通りに星がないの？』と聞かれてこう答えたわ。『映画監督としてもらえるまで待ってるのよ』と。その夢が叶ったわ。本当にありがとう！ ハリウッドが大好きよ」と語った。

会場にはフォスターの息子たちのほか、クリステン・スチュワート、ジャック・オコンネル、カトリーナ・バルフらが祝福に駆け付けた。2002年公開の「パニック・ルーム」でフォスターと母娘役を演じたスチュワートは「ジョディは若くしてすべてを成し遂げたの。イェール大学でいい成績を収め、オスカーも受賞して、自身もフィルムメーカーになり、家庭を築き、それでも彼女は本当に普通でクールで優しいの」とフォスターの功績と人柄をたたえた。

「マネーモンスター」は、生放送中にジャックされた財テク番組のスタジオを舞台に、人質にされた番組司会者が事件の裏側にある真相を暴いていくサスペンス。ジョージ・クルーニー、ジュリア・ロバーツらが出演に名を連ねる。6月10日より全国でロードショー。