風間俊介が「遊☆戯☆王」への思い語る「声優人生のすべてを注いだ」

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劇場版「遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS」の初日舞台挨拶が本日4月23日に東京・新宿バルト9にて開催され、声優キャストの風間俊介津田健次郎林遣都花澤香菜、監督の桑原智が登壇した。

左から林遣都、花澤香菜。

左から林遣都、花澤香菜。

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桑原智監督、津田健次郎

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本作で描かれるのは、高橋和希による原作マンガのその後を描いたオリジナルストーリー。主人公・武藤遊戯の前に謎の少年・藍神が現れたことで、新たな決闘(デュエル)がスタートする。

2000年に始まったテレビアニメ第2期より遊戯の声を担当している風間は、このシリーズについて「声優経験がまったくなかった僕を、ゼロから育ててくれた作品です」と語る。さらに「『遊☆戯☆王』がアニバーサリーイヤーということでいろんな特番を組んでいただき、(テレビで)初期のお芝居のシーンが流れるたびにゾッとしてました。よくここまで耐え忍んで僕を使い続けてくれたものだと思います」と笑い、「僕の声優人生のすべてをこの作品に注がせていただきました。皆さんに喜んでいただきたいのはもちろん、僕にとっても感慨深い作品になりました」と話した。

同じくテレビアニメ第2期より海馬瀬人役を務めている津田は、この劇場版で久々に再会した風間と「(お互い)まったく何も変わってない」と笑い合う。風間が「当時僕は17歳くらいだったので、劇中の遊戯と同じく学ランを着てアフレコしてたんです。だから服装が変わったくらいですかね?」と尋ねると、津田は「今でもまだ学生服で行けると思うよ?」と言う。これに風間は「行けるかなー」と笑って返した。

林遣都

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学生時代から「遊☆戯☆王」のファンで、声優初挑戦となる本作では藍神役を務めた林。「10年近く俳優をやっている中で、地元の友達は今回の仕事に一番食いついてきました」と作品の影響力について説明した。

花澤香菜

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そしてセラ役の花澤が、本作で大きく取り上げられている海馬について「存在感が大きい。最初は『おかしいぞ』とツッコミを入れているのに、いつの間にかだんだん愛おしくなる」と話すと、登壇者たちは海馬に関する話題で持ち切りに。作品の見どころについて聞かれた風間は「ジェット機から着陸を待てない海馬社長ですかね(笑)」と回答し、津田も「海馬兄弟はロープが大好きですからね。(よくロープに掴まって)『ワハハ』と笑ってる」と笑いを起こす。さらに林は「ただでさえ声優は初めてなのに、ものすごい存在感のお二人を圧倒しないといけない立ち位置で大変だと感じてました。海馬さんは何を言ってもひるまないし……。『俺には効かん』っていう理由もよくわからなかった(笑)」と暴露し、登壇者たちは爆笑した。

最後に「『遊☆戯☆王』はどのような存在か」と問われた風間。「声優人生のすべてですかね。今後声優のお仕事をやらせていただく機会があったとしたら、そこには『遊☆戯☆王』で学んだことが詰まっていると思います」と語る。さらに観客へ「連載開始から20年経ち、『遊☆戯☆王』が大人になりました。でもここからだと思います。これからも『遊☆戯☆王』をよろしくお願いします」と呼びかけ、舞台挨拶は終了した。

劇場版「遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS」は全国の劇場で公開中。

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(c)高橋和希 スタジオ・ダイス/2016 劇場版「遊☆戯☆王」製作委員会

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葉っぱ @happa_kimagure

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