B・ベルトルッチ「暗殺の森」「ラストエンペラー」、GWに早稲田松竹で2本立て上映

4月30日から5月6日にかけて、東京・早稲田松竹にてベルナルド・ベルトルッチが手がけた2作品の特集上映が開催される。

上映作品は、1970年製作「暗殺の森」のデジタルリマスター版と1987年製作の「ラストエンペラー」。「暗殺の森」は、第2次世界大戦前夜のイタリアとフランスを舞台に、幼少期の性的トラウマを抱える青年マルチェロがファシズムへ傾倒し、暗殺者へと変貌していくさまを描き出す。マルチェロ役を「愛、アムール」のジャン＝ルイ・トランティニャンが演じている。第44回アカデミー賞脚色賞にノミネートされた。

「ラストエンペラー」は、激動の時代に幼くして清王朝の皇帝となった溥儀の数奇な運命を壮大なスケールで描き出した物語。第60回アカデミー賞の作品賞、監督賞など9部門を受賞した。公開中の「レヴェナント：蘇えりし者」でも音楽を担当した坂本龍一が、デヴィッド・バーンとともに本作でアカデミー賞作曲賞を受賞している。

上映スケジュールなどの詳細は、早稲田松竹の公式サイトにて確認しよう。

ベルナルド・ベルトルッチ監督特集上映

2016年4月30日（土）～5月6日（金）東京都 早稲田松竹
＜上映作品＞
「暗殺の森」デジタルリマスター版
「ラストエンペラー」
料金：一般 1300円 / 学生（中学生以上）1100円 / シニア、小学生 900円
※ラスト1本800円均一