全国で公開されている「
劇場版「プリキュア」シリーズ20作目にあたる本作は、“プリキュアの涙”を巡り、歌と魔法の世界で繰り広げられる戦いを描く物語。現在放送中の「魔法つかいプリキュア!」でキュアミラクルとキュアマジカルを演じている高橋と堀江、そしてシリーズ第1作「ふたりはプリキュア」でキュアブラックとキュアホワイトに声を当てた本名とゆかなの登場に、会場へ詰めかけたファンたちは歓声を上げた。
初代プリキュアの2人が決めゼリフの名乗りを披露すると、観客以上に高橋と堀江が「うわあー!」と感激。地団駄を踏むほど興奮して一同を驚かせた高橋は、アフレコを振り返り「一緒に戦うシーンはなかったんですが、マイク前で声を発した瞬間に、本当に先輩たちの背中がプリキュアに見えてきて……。自分が観ていたプリキュアさんたちの耳になじんだ声を聞いて、自分のいる場所を再認識し、気が引き締まりました」と語る。
本名は「昨年娘を出産してから初めてのオールスターズだったんですが、ママキュアの先輩たちの集いでどうやって育児をがんばっているかとか聞いてましたね。オールスターズも変わってきたなと感じました」とシリーズの歴史を噛みしめた。
ここで司会から「初代の2人に聞いてみたいことは?」と振られた高橋は、「戦いのときに一番心がけていたことはなんですか?」と質問。本名は「いつもゆかなさんに引っ張ってもらっていましたね」と相棒に感謝しつつ、「喉がつらいときもありましたが、いつ失ってもいいって気持ちでやってました」と返答した。続いて堀江が「ここだけの話なんですが、2年続けるにはどうしたらいいですか?」と問いかけると、場内からは笑い声とともに大きな拍手が巻き起こる。ゆかなは「続けることを考えず、前に進むことだと思います。何もないところから2人でがんばって、気が付いたら後ろに道ができてました」と述懐し、「私たちのときとは違う悩みと気持ちがあると思うけど、いばらの道があったら切り開いてみて。それはそれで大変だけど楽しいから!」とエールを送った。
最後に「『プリキュア』でいつか叶えたい野望は?」と質問が。高橋が「私は実写でやりたいですね。パンチを出したいです」と回答すると、本名も「実はずいぶん昔に、実写化の話は私が言ってました」と笑う。ゆかなは「スタッフの皆さん含め毎年がんばってくれて、その年ごとの熱量で全力疾走してくれている。それについてきてくれたり応援してくれる方がいるので、この循環がずっと続いてくれたらいいなと思います」と締めくくった。
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小黒祐一郎 @animesama
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