つげ忠男の「成り行き」映画化作品に佐野史郎、柄本明、山田真歩、柳俊太郎が出演

つげ忠男のマンガ「成り行き」の映画化作品のタイトルが「なりゆきな魂、」に決定。佐野史郎が主演を務めることも明らかになった。

「なりゆきな魂、」は、「ヘヴンズ ストーリー」の瀬々敬久が監督を務める作品。70歳を超えて殺人を犯した2人の老人、争い続ける若者たちの姿を凝視する初老の男、そしてバス事故に翻弄される人々の運命が交差していくさまを描く。「ゲンセンカン主人」で忠男の実兄・つげ義春をモデルとしたキャラクターに扮し、「無頼平野」では忠男を演じた佐野が、本作で再び忠男に扮することに。さらに柄本明と映画監督の足立正生が、ふとしたことから殺人を犯す2人の老人を演じる。そのほか「アレノ」の山田真歩、「ストレイヤーズ・クロニクル」の柳俊太郎、「美代子阿佐ヶ谷気分」の町田マリー、「木屋町DARUMA」の三浦誠己、瀬々組常連の川瀬陽太、そして中田絢千や石川真希がキャストに並ぶ。

「なりゆきな魂、」は4月上旬にクランクイン。