本作は、小説投稿サイトE★エブリスタに2014年に投稿された、「片思い」がテーマの同名電子小説を映画化したもの。夏の間だけ片田舎の一軒家で同居することになった、いとこ同士の風花と要の物語を描く。画材道具とぬか床を持って数年ぶりに現れたいとこに戸惑い、母親の仕事の都合で強いられた片田舎での生活に苛立つ風花の心を、要の作る“あさはん(朝ごはん)”が解きほぐしていく。
「HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス」や特撮ドラマ「仮面ライダーフォーゼ」の清水が風花を演じ、「通学シリーズ 通学電車」「黒崎くんの言いなりになんてならない」「モヒカン故郷に帰る」の千葉が要に扮する。監督を務めるのは、星野源やKANA-BOONのMVを手がけてきた山岸聖太。
この発表にあたり、清水は「一緒に過ごす時が楽しく、でもそれが、いつまで、どう続くかも分からなくて、という揺れるこころが見所です。あと千葉さんが眩しいです」とコメント。千葉も「真っ白いごはん、お味噌汁、漬物、卵焼き。ありふれた”あさはん”がとても愛おしく感じる映画にもなっておりますので、映画を観た後は、誰かと美味しいごはんを食べてほしいです」とメッセージを寄せている。
「あさはんのゆげ」は7月2日より全国ロードショー。なお原作小説はE★エブリスタにて無料で読むことができる。
清水富美加 コメント
あさはん、は、あさごはんのことですが、タイトルにあるくらいなので優しいあたたかみのある美味しそうなあさはんが眩しいです。従兄弟がどういったものなのか血縁関係があること以外、私はあまり分からないのですが、それは私が演じるふーちゃんも同じでした。ただ一緒に過ごす時が楽しく、でもそれが、いつまで、どう続くかも分からなくて、という揺れるこころが見所です。あと千葉さんが眩しいです。
千葉雄大 コメント
従兄妹って兄妹のようでいて、友だちのようでもあって、すごく不思議な関係性だと思います。僕自身も年上の従兄姉がいるのですが、小さい時はなおさら、すごく大人に見えたし、憧れのようなものを抱いていました。心が揺れるふたりのひと夏を楽しんでいただければ、と思います。また、真っ白いごはん、お味噌汁、漬物、卵焼き。ありふれた”あさはん”がとても愛おしく感じる映画にもなっておりますので、映画を観た後は、誰かと美味しいごはんを食べてほしいです。
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千葉「(従兄妹って)すごく不思議な関係性だと思います。僕自身も年上の従兄姉がいるのですが、小さい時はなおさら、すごく大人に見えたし、憧れのようなものを抱いていました」/清水富美加&千葉雄大が同居するいとこ役でW主演「あさはんのゆげ」 https://t.co/0jcIB5u3g2