山村浩二の新作短編がアヌシー国際アニメーション映画祭に選出、喜びのコメント

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現地時間6月13日から18日にかけてフランスで開催されるアヌシー国際アニメーション映画祭。同映画祭のコンペティション部門出品作が発表された。

「サティの『パラード』」 (c)Yamamura Animation

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1960年にカンヌ国際映画祭から独立する形で設立された同映画祭。アニメーションに特化した映画祭としては世界最大規模を誇り、2015年は原恵一の監督作「百日紅~Miss HOKUSAI~」が長編コンペティション部門審査員賞を受賞した。

「サティの『パラード』」 (c)Yamamura Animation

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今回発表されたのは長編部門を除くコンペティション部門。日本からは短編部門にエリック・サティのバレエ音楽をアニメーションに落とし込んだ山村浩二の「サティの『パラード』」、詩人・石原吉郎の同名詩をもとにした折笠良の「水準原点」が選出された。

「サティの『パラード』」 (c)Yamamura Animation

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監督作「頭山」で2003年度の同映画祭短編部門グランプリを獲得している山村は、今回の選出に関して「この作品はフランスゆかりの題材なので、アヌシーでの上映は大変嬉しいです。アニメーションの観客層に限らず、音楽や舞台の分野の方や、また幅広い年齢層の方に楽しんでもらえる作品に仕上がっていますので、これをきっかけに多くの方に見ていただけたらと願っています」と喜びを語っている。

テレビ部門には松本慶祐の「スーパーショートコミックス」、コマーシャル部門には平岡政展によるEZ3kielのMV「L’Oeil du Cyclone」など日本人作家の作品が複数出品。長編部門の選出作品については続報を待とう。

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叶 精二(Seiji Kanoh) @seijikanoh

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