村井良大と秋山真太郎、「ドクムシ」舞台挨拶で過酷な廃校ロケを振り返る

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本日3月22日、「ドクムシ」の完成披露上映会が東京・新宿ピカデリーで開催され、村井良大武田梨奈秋山真太郎、監督の朝倉加葉子が登壇した。

「恐怖の表情」というリクエストに応じる村井良大(右)と秋山真太郎(左)。堪えきれず笑う武田梨奈(中央)。

「恐怖の表情」というリクエストに応じる村井良大(右)と秋山真太郎(左)。堪えきれず笑う武田梨奈(中央)。

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「ドクムシ」

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本作は、八頭道尾によるネット小説「コドク~蠱毒~」をもとにした合田蛍冬の同名コミックが原作のホラーサスペンス。学校らしき建物に閉じ込められた7人の男女が、ネット上の都市伝説であるデスゲーム“蠱毒”に巻き込まれ、狂気に駆られていくさまを描く。2月末に開催されたゆうばり国際ファンタスティック映画祭2016にて初上映された。

村井良大

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メガホンを取った朝倉は「かなり集中して撮影する日々でしたが、明るく和やかな現場でした。キャストもスタッフもチームワークがよく、力を10倍20倍にしてできた現場だったと思います」と、約1年前に行われたという撮影に思いを馳せる。撮影は廃校を借りて行われ、村井は「休憩場所は明るいところもあったのですが、撮影場所では壁も鉄格子で閉められて太陽の光が入らず、昼夜がわからないくらい真っ暗でした。暗くて気持ちも落ちましたね」と振り返るが、「こういうメリハリは面白いな、と思いながらやっていました」と意外と楽しんだ様子もうかがわせた。

武田梨奈

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武田は「早朝から深夜まで撮影していたので、1週間も日を浴びていないとさすがに感覚がおかしくなりましたね」と現場の過酷さを説明し、そして「あきしんさん(秋山)は1週間ほぼ食べ物を口にしてなかったんです。だから後半フラフラになってましたよね?」と明かす。これを受け、秋山は「部屋に閉じ込められて水しかないっていう設定だったので、なるべく物を食べず水分しか摂らないようにしていました」とプロ根性をのぞかせるも、感心する観客や司会者の姿に気付くと「全然すごくないですよ!」と恐縮しきりの様子を見せた。

左から村井良大、武田梨奈、秋山真太郎、朝倉加葉子。

左から村井良大、武田梨奈、秋山真太郎、朝倉加葉子。[拡大]

また村井と秋山は女性監督の現場が初めてだったそうで、村井は「男性の監督って男性に厳しいんですよ。(今回の現場で)女性の監督は女性に厳しいんだなと思って、それが新鮮でした」と明かすが、朝倉は「そうかなあ?」と首をかしげる。秋山は「気さくにディスカッションしてくださって、役が作りやすかったです。現場の雰囲気が明るかったのは監督のおかげだと思います」と深く感謝を伝えた。

R15+指定映画「ドクムシ」は4月9日より、東京・新宿ピカデリーほか全国で2週間限定ロードショー。

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(c)2016「ドクムシ」製作委員会 (c)合田蛍冬 八頭道尾/双葉社・E★エブリスタ

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