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マーベルコミックを原作に、「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」の後日譚を描く本作。このプレゼンテーションでは、本邦初公開となる最新日本版予告が上映され、ストーリーの詳細も明らかになった。
本作では、アベンジャーズの活動を政府組織の監視下に置く“ソコヴィア協定”を巡り、市民の安全を考え協定に賛成するアイアンマンことトニー・スタークと、「自らの行動は自身が責任を持つべきだ」と信じるキャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャース、そしてそれぞれを支持するアベンジャーズメンバーの対立が映し出される。またスティーブの幼なじみであるウィンター・ソルジャーことバッキー・バーンズが、あるテロ事件の容疑者として指名手配されることも対立のきっかけに。バッキーを探し出そうとするキャップは、その行動を制限しようとする政府への反発を強めていく。
この日は、劇中で対立することになる“チームキャプテン・アメリカ”と“チームアイアンマン”、それぞれのメンバーが公式に発表された。キャップの味方をするのは、彼の親友であるファルコン、ソコヴィア協定のきっかけとなるミスを犯してしまったスカーレット・ウィッチ、一度は引退を宣言したものの、自由の大切さを訴えて戻ってくるホークアイ。そしてウィンター・ソルジャーも、自らの無罪を唯一信じてくれるキャップのもとで戦う。また「アントマン」にてファルコンと出会ったアントマンも、キャップのチームに加わる。
もう一方のアイアンマン側に付くのは、トニーの親友であるウォーマシン、キャップやホークアイと仲が良いものの、協定には賛成するブラック・ウィドウ、トニーによって作られた人工知能であり、論理的な被害計算から協定を支持するヴィジョン。また今作から登場する新キャラクターであるブラックパンサーも、アイアンマンの味方に。彼はアフリカの小国ワカンダの皇太子でありながら超人的な能力を持つ戦士で、自国民を襲ったテロリストへの復讐のため参戦する。そして、先日登場が発表されたばかりのスパイダーマンも、チームアイアンマンに加わることが明らかに。キャップがチームを組んで自らに対抗してくると知ったトニーは、「彼らを傷付けることなく確保するためにはスパイダーマンの能力が必要である」と考え、まずはじめにスパイダーマンをスカウトする。
プレゼンテーションの後半には、今作でもブラック・ウィドウ役の吹替を担当することが決定した米倉がステージへ。本作のストーリーについては「同じチームで戦っていた戦友が対立しなければいけないと聞いて、複雑な気持ちでいっぱい。理性で動くアイアンマンと、感情で動くキャプテン・アメリカがどう行動していくのかが見どころになると思う」とコメントする。また自らが声を当てるブラック・ウィドウがアイアンマン側に付くことに関しては、「前回はキャプテン・アメリカと親密にしていたので少し違和感はある。でも弱い者のために戦うという彼女の性質から、今回アイアンマン側に付いた要因が必ずあると思う」と話した。
最後に、ムーアが日本のファンへ向けて「日本で公開できることをうれしく思い、興奮しております。スパイダーマンとアントマン、そしてブラックパンサーが新たに登場するというところも見どころとして楽しんでいただきたいです」とメッセージを送った。
「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」は4月29日より全国ロードショー。
※動画は現在非公開です。
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