本日3月21日、「
「ルーム」は、エマ・ドナヒューの小説「部屋」を原作とするヒューマンドラマ。7年にもわたって小さな部屋に監禁されている女性ジョイが、5歳の息子ジャックに本当の世界を見せるために脱出を図り、奪われた人生を取り戻そうとするさまを描く。ジョイを演じたラーソンは、第88回アカデミー賞主演女優賞を受賞した。
ラーソンとジャック役のジェイコブは大歓声に迎えられながら劇場の中央通路より入場し、来場者からのサインや写真のオファーに快く応えて登壇。2人とも「こんにちは! ありがとう!」と日本語で挨拶した。
ラーソンは「日本に行くという夢がかなったうえに、こんなに温かく迎えていただいて感動しています。この作品を日本の皆さまとわかち合えることをとてもうれしく思っています」とコメント。現在9歳のジェイコブは「今ここにいることにとても興奮してるよ。僕は4歳のときから日本に来たいと思ってたんだ!」と元気よく述べた。
アカデミー賞主演女優賞を受賞した感想を聞かれたラーソンは、「受賞したときはとてもシュールな気持ちでした。今でも、あれは本当に起きたことだったのかなと思ったりします。授賞式の翌日から『Kong: Skull Island(原題)』の撮影のために3週間ベトナムに行ったので、受賞後初めて触れ合う観客の方が今ここにいる日本の皆さんということになるんです」と明かし、拍手を浴びる。
ジェイコブは「役作りのために、撮影していないときもブリーとよく遊んでたよ。でも集中しなくちゃいけないときは遊ばないようにした。泣くシーンはとにかく集中して頭の中があっちこっちにいかないように気を付けてたんだ」と語る。ジェイコブが時折マイクを口元から離してしまうとラーソンがしっかりと位置を修正してあげるなど、2人の姿はさながら本物の母子のようだった。
イベントの中盤では菅野が登場し、ラーソンに花束、ジェイコブにプードルの形をした風船をプレゼント。映画を観た感想について「言葉にできないぐらいの衝撃を受けて、観終わったあとには世界が広がって見えました」と絶賛し、「なんてかわいいの!? 連れて帰っちゃうぞ!」とジェイコブに声をかけた。するとジェイコブは、本作の筋書きを引き合いに「映画のストーリーをもう一度繰り返すわけにはいかないよ!」と返答。この気の利いた答えに、ラーソンも菅野も目を細めていた。
「ルーム」は、4月8日より東京・TOHOシネマズ 新宿ほか全国でロードショー。
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