本日3月18日、東京・東京ドームシティ シアターGロッソにて、「仮面ライダーアマゾンズ」の製作発表会見が行われた。
本作は、仮面ライダー生誕45周年の今年、Amazonプライム・ビデオが日本製作オリジナル作品第1弾として誕生させた特撮ドラマ。1974年に放送された「仮面ライダーアマゾン」のリブート的作品で、現行のテレビシリーズとは一線を画している。
“アマゾン”は製薬会社の研究で生まれた人工生命集合体を人型サイズにまで成長させた実験体の総称。そんなアマゾンが研究所の事故で街に解き放たれたことから、人類を巻き込んだ壮絶な戦いが始まる。自らの出生と生き方に悩み苦しむ仮面ライダーアマゾンオメガ / 水澤悠役を藤田富、自身もアマゾンでありながら同種を狩る男、仮面ライダーアマゾンアルファ / 鷹山仁役を
本作の予告編が流れたあと、東映の製作プロデューサー・白倉伸一郎が登壇。白倉は開口一番「最近の仮面ライダーって面白いですか?」と一言。「現状の仮面ライダーシリーズは、74年放送の『アマゾン』のような異色的な作品を生み出せていないと思います。もう一度、ライダーの魅力を取り戻したい。本作は2人のライダーの物語であって、それぞれの人間の縦軸が流れていく作品でもある。とても意欲的な作品になっています」と語った。
続けて藤田、谷口、武田、東が登場。本作の見どころについて聞かれ、藤田は「水澤は引きこもりで、親に管理されて生きてきた役。“この生き方は何か違う”という感覚をライダーになっても抱えています。そのあたりを観ていただければ何かを感じてもらえるかと思います。変身すると猛獣のように『ギャー』『ワー』としか言わないので、アフレコは大変でしたけど」とコメント。武田は「出演が決まってから『仮面ライダーアマゾン』を観たんです。すごく野性的で、変身ポーズも面白くてすごいなと思いました」と元祖アマゾンの印象について触れる。『仮面ライダードライブ』にゲスト出演経験のある東も「仮面ライダーって、子供向けかと思ったら大人も楽しめるドラマ性があるんですよね」とライダーシリーズの魅力を語った。
出演依頼を受けたときを振り返り谷口は「監督さんから“人殺し”で“ヒモ”で“ヤク中”の役だと説明を受けたんです(笑)。そんなライダーはいるのか?って思ったけど。でも『誰が観ているとか、誰かに観せるためにとか、ライダーはこうだ!ってイメージは持たないで、役者としてしっかり演じてほしい』と言われてうれしかった」と明かす。続けて「1カットずつ真剣に撮影をしています。その意気込みがスゴいのでぜひ楽しみにしていてください」と作品をアピールした。東は「たくましくて、強くてヒモを養うぐらいタフな役。そのパワフルさに負けないように演じていきたい」と谷口演じる鷹山との関係性を明かしつつ思いを語った。
最後に白倉は「冒頭よからぬことも言いましたが、過去や現在の作品がどうこうではなく、全身全霊を込めてやっています。心に残る世界観が展開されています。この思いが伝わることを願っています」とメッセージを残し、製作発表会見は終了した。
なお「仮面ライダー1号」の入場者プレゼントに付いているQRコードにアクセスすると、「仮面ライダーアマゾンズ」の限定特別映像を観ることができる。仮面ライダーファンはぜひアクセスしてみよう。「仮面ライダーアマゾンズ」は、4月1日よりAmazonプライム・ビデオにて配信スタート。
仮面ライダーアマゾンズ
Amazonプライム・ビデオ 2016年4月1日(金)配信スタート
<出演者>
藤田富 / 谷口賢志 / 武田玲奈 / 東亜優ほか
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