「鉄道員(ぽっぽや)」の監督・
青島武と瀧本智行によるオリジナル脚本をもとにした本作は、幼少期をともに過ごした3人の男を軸にしたミステリー。容疑者、被害者という形で25年ぶりにかつての友人と顔を合わせることになった刑事が、自身らを結び付けた事件の真相、そして忌まわしき過去に対峙していくさまを追う。
岡田が演じるのは、過去から逃れるために刑事になった男・四方篤。その旧友で事件の容疑者となる田所啓太に
主演を務める岡田は「映画界の至宝の方々とお仕事ができることを光栄に思います。素晴らしいキャストの皆様と、一つ一つを大切につむぎながら、降旗監督と木村大作さんの背中を追いかけていきたいと思います」と意気込む。岡田との共演について小栗は「若き日々よりいつかまた一緒に仕事をしようと語っていた岡田さんとこういう形でお会い出来るのもとても大きな縁を感じます」と喜びを語っている。
3月17日にクランクインし、北陸地方を中心にロケーション撮影が行われる予定の本作。これまでも自然の景観を印象的に捉えてきた木村は「撮影にあたり北陸の地の“厳しさ、寂しさ、美しさ”を詩情豊かに映し、都会で生きる人々をドキュメンタリー風に生々しく撮ることでその対比を上手く表現していきたいと思っています」と狙いを述べる。一方降旗は「岡田准一さんとは初めてですが、人間に内在する“陰”を演じきれる日本映画界では数少ない主演俳優だと思っているので、その“陰”をうまく引き出したいと思います」と演出の意図を明かす。
「追憶」は2017年に全国東宝系にて公開。
岡田准一 コメント
映画界の至宝の方々とお仕事ができることを光栄に思います。素晴らしいキャストの皆様と、一つ一つを大切につむぎながら、降旗監督と木村大作さんの背中を追いかけていきたいと思います。お二人のエネルギーに影響を受けながら、映画を愛する方々の愛をしっかり見てきます。作品の完成を楽しみにしていて下さい。
小栗旬 コメント
こういった作品に声をかけていただけるとは思っていなかったので、ただ単純にとにかく存在していて良かったなと思います。若き日々よりいつかまた一緒に仕事をしようと語っていた岡田さんとこういう形でお会い出来るのもとても大きな縁を感じます。素晴らしいスタッフ、キャスト陣と心に語りかけられる作品作りを出来ることを今から心待ちにしています。
降旗康男 コメント
木村大作さんとは、9年ぶりのタッグということで古巣に戻った気持ちです。歳も歳(81歳)なので、いつもこれが最後の作品になるかもしれないと思って臨んでいる中、今回また木村さんと一緒に組めて良かったです。岡田准一さんとは初めてですが、人間に内在する“陰”を演じきれる日本映画界では数少ない主演俳優だと思っているので、その“陰”をうまく引き出したいと思います。
木村大作 コメント
降旗監督とは15作目になりますが、監督からは今までにやったことない事を求められていますし、今回は主役に岡田准一という俳優を新たに迎えるので「新しい旅のはじまり」だと思っています。岡田准一さんは、俳優にとって一番大切な“目”を持っていると思います。彼の横顔の伏し目に潜む“陰”を撮りたいです。また、撮影にあたり北陸の地の“厳しさ、寂しさ、美しさ”を詩情豊かに映し、都会で生きる人々をドキュメンタリー風に生々しく撮ることでその対比を上手く表現していきたいと思っています。
関連記事
岡田准一の映画作品
関連商品
リンク
- 「追憶」公式サイト
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
長澤まさみさんを応援します @masaminist
岡田准一と小栗旬が共演、降旗康男×木村大作コンビの新作「追憶」 - 映画ナタリー https://t.co/IAL1ann4lL