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本作は、磯田道史の著作「無私の日本人」の一編「穀田屋十三郎」を映画化した時代劇。江戸時代の宮城県での実話をもとに、年貢の取り立てや労役で困窮する宿場町を守るため立ち上がった男たちの奮闘を描いている。
試写会の前に、“銭”になぞらえたゴールド色のカーペットが敷かれたセレモニー会場へ登場した4人。集まった500人以上の観客を前に、阿部は「本作のイベントを舞台である宮城から始めることができてうれしい。宮城県の実話をもとにした映画なので、宮城の皆さんに一番最初に観ていただけることはうれしいです」と挨拶する。そして瑛太は「この映画を観てぜひ温まっていただきたい。宮城ではほかの都道府県よりも1週間早く公開されるので、今日鑑賞いただけない方はぜひ5月7日に観ていただければと思います」と話し、宮城出身の千葉も「地元である宮城で、こんなにも温かく迎えてくださってすごくうれしい」とコメントした。
そして4人はMOVIX利府内での完成披露舞台挨拶へ移動。先ほどゴールドレットカーペットを歩いた感想を聞かれると、阿部は「すごく盛り上がってしまって。ゆっくり歩かなくちゃいけないのに、ついつい走ってしまいました」と笑う。また千葉は、「MOVIX利府は以前よく利用していた映画館なので、今日は皆さんにも楽しんでいただければと思います」と自身の思い出を交えて挨拶。瑛太出演の「アヒルと鴨のコインロッカー」をはじめ、「ゴールデンスランバー」「ポテチ」などこれまでも宮城で映画を撮影してきた中村は、「伊坂幸太郎さんの作品からずっと宮城で撮影してきたのですが、ついに時代劇まで撮影してしまいました。時代劇とはいえ、250年前と現在でも変わらないものがあるんだと感じて、笑って観ていただければと思います」と語った。
本作で描かれる出来事が、約250年前に宮城の小さな町で起こった実話であることついて、阿部は「こんなにカッコいい人たちが実在したんだ、と思いましたね。今日は(自身が演じる)穀田屋十三郎さんの末裔の方にご覧になっていただいているとのことで緊張しております(笑)。この映画は“慎み”という日本のいいところがたくさん出ていて、宮城って素敵なところだなと思いました」と述べる。それを受け瑛太も「演じさせていただいた菅原屋篤平治さんのお墓が宮城県大和町にあり、挨拶しに行ったんですけど、『自由にやってください』と言っていただけている気がしました」と思いを明かした。
この映画には殿様役として宮城出身のフィギュアスケート選手・
最後に阿部が「幅広く、親子三代で観て楽しんでいただける作品だと思います。観終わってよかったなあと思ったら、宮城の方々に伝えてください」と観客へアピール。そして中村が「この映画を観ていただいて、何か心に残るものがあれば、ほんのちょっと日本がよくなるんじゃないかなあと思います。宮城でこの映画が爆発しているぞ!っていうニュースをぜひとも東京で聞ければと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします!」と締めくくった。
「殿、利息でござる!」は、5月7日より宮城県で先行公開。5月14日より全国ロードショーとなる。
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こっちに来てたの知らなかった(;´∀`)
この映画おもしろそう♪