この日は光正、茂子、和正、木絵、そして
さらに木絵が妄想を繰り広げるさまや、光正と茂子、和正の3人が心の声のみで会話し、それに木絵が反応してしまうシーンなども撮影された。木絵が妄想をする場面では、表情を大きく動かすことはないものの見開いた目を次第に輝かせていく綾瀬。また高台家の三兄弟は、その日に音声を録ったばかりだという心の声に合わせて息ぴったりの演技を見せた。
綾瀬は斎藤に日々さまざまなあだ名を付けているといい、この日は“タックミン”と呼ぶなど終始和気あいあいとした様子の2人。自身が演じた役の印象を、綾瀬は「木絵ちゃんは素朴で人見知りだけど、すごくユニークなところもある。かわいい人ですね」と、斎藤は「スマートなキャラクターではあるけど、完璧じゃない部分も出たらいいなと思います」とそれぞれ語った。
続いて、綾瀬に「普段は妄想をするか?」と尋ねると、斎藤が「すごくしますよね」と綾瀬の代わりに答え、その内容については「予想でしかないけど、すっごく卑猥な……。嘘です(笑)」と言及する。それを受けて綾瀬は「卑猥なのもそうだし、いろんなことを妄想します」とにっこり。一方の斎藤は「木絵さんみたいに非現実的なものというよりは、リアリティのある妄想が多いですね。嫌いな人を悲惨な姿にしたり……」と冗談交じりに話し、綾瀬に「恐ろしいやっちゃなー」と言われていた。
木絵の妄想シーンにおいて、お笑いコンビ・
またテレパシー能力を使って頭の中で会話する場面に関しては、斎藤が「高台家の人間は、人の心の声が聞こえていないかのように(自らの)心を閉ざす術を持っているんだろうなと思って、無表情でいるようにしています。まだ慣れないですね」と繊細な演技への苦労を明かす。そんな様子を楽しんで見ていたという綾瀬は「『この人たち会話してるんだろうな』っていうのがわかるんです! 木絵ちゃんがみんなに『テレパス?』と尋ねるんですが、自分があの場にいてもそう感じるだろうなって思いました。みんなのお芝居を見て、自然とそういう気持ちになりましたね」と語った。
「高台家の人々」は、6月4日より全国でロードショー。
※動画は現在非公開です。
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