二宮和也が日本アカデミー賞最優秀主演男優賞に輝く、「岡田くんに自慢します!」

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母と暮せば」の二宮和也が第39回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞に輝いた。

左から内野聖陽、大泉洋、佐藤浩市。

左から内野聖陽、大泉洋、佐藤浩市。

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「母と暮せば」 (c)2015「母と暮せば」製作委員会

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監督の山田洋次や、母親役の吉永小百合と現場をともにしたことについて、二宮は「楽しかったです! 緊張してるのがもったいないなって」と笑顔で話す。そう言いつつも、自身にとって2人は偉大すぎる存在なようで、「実際はいないと思ってたら、本当にいるんですよね!(それまでは)UFOじゃないけど、未確認人物……みたいな感じだった。そういう方が2人そろって目の前にいた」と言葉にして噛みしめる。

そして最優秀主演男優賞として名前を呼ばれた二宮は、そんな山田らと握手を交わしてステージへ。昨年事務所の先輩・岡田准一が最優秀主演男優賞を受賞したときはテレビで授賞式を視聴していたらしく、「家で、いい酒だなと思って飲みながら観させていただいてました。すみません、先輩!」と会場にいる岡田を笑わせる。「でも、だんだん飲んでいくうちに悔しくなって、俺も欲しいなと思ってきた。そんなときに岡田くんに会って、『次はお前だから』と言っていただきました」と明かす。そして「この姿を嵐のメンバーが観てくれてると思うし、喜んでくれてると思う」と笑顔を見せ、最後は「今日はいい酒が飲めそうだな、と。岡田くんに自慢します!」と締めくくった。

役所広司

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なお授賞式には優秀主演男優賞受賞者も登壇。日本とトルコの合作映画「海難1890」に主演した内野聖陽は、両国の文化の違いを挙げながら「日本人の生真面目さを改めて感じた」と話す。「駆込み女と駆出し男」の大泉洋は、司会の宮沢りえに「大泉さんが、この映画で女性を救うスーパーマンみたいでかっこよく見えて、映画ってすごいなって思いました(笑)」と言われ、「そこで映画の力を感じました?」とツッコミを入れる。「起終点駅 ターミナル」の佐藤浩市は、「スタッフ(の仕事)は長いマラソンのような無酸素運動。そして役者(の仕事)は瞬間的で重量上げのような有酸素運動」という持論を述べ、司会の西田敏行の賛同を得る。そして「日本のいちばん長い日」の役所広司は、監督・原田眞人について「間違っても続けていくスタイルなので、誰もが間違えたくないと思っていて。その緊張感が画面に出ていたと思う」と話した。

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