第39回日本アカデミー賞にて、
本作のメインキャストである
そして最優秀監督賞に選ばれ、再びステージに上がった是枝。「この会場に呼んでもらえるようになってまだ2年。ずっと他人事だと思って、テレビで観ながら言いたい放題に悪口を言っていました」とキッパリ言い切る。そして「今年は(アメリカの)アカデミー賞でも問題が起きて、どういうふうによりオープンにしていくのかが検討されたと思う。これを日本の映画人みんなで祝えるイベントにするためには、まだまだいろんな改革をしなければならない」と切実に訴えかけた。
そして最優秀作品賞が発表されると、「海街diary」チームの全員が舞台へ上がる。綾瀬は「みんなでひとつになって作ったものが多くの方に観ていただけたことが、何よりありがたい」と、長澤は「一番下のすずちゃんはだいぶ歳下ですが、3人は同世代。一緒に現場にいることで自分の未熟さも感じて、勉強になったこともたくさんあった」とコメント。夏帆は「この作品がたくさんの方に届いたってことなのかな、と改めてうれしく思います」と喜びを語り、広瀬は「これからお芝居をさせていただくうえで全部が財産になった。お姉ちゃんたちのような女優さんになれるよう、これからも追いかけ続けられるようにがんばります」と抱負を語った。
優秀作品賞
※★印が最優秀作品賞
★「
「海難1890」
「日本のいちばん長い日」
「母と暮せば」
「百円の恋」
優秀監督賞
※★印が最優秀監督賞
大根仁「バクマン。」
★
武正晴「百円の恋」
田中光敏「海難1890」
原田眞人「日本のいちばん長い日」
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