橋本環奈がゆうばり映画祭で父とのエピソード明かす、小関裕太＆森川葵は2日連続登壇

本日2月27日、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2016が北海道・夕張市内にて3日目を迎え、「セーラー服と機関銃 -卒業-」「ドロメ【男子篇】」の上映および舞台挨拶が行われた。

「セーラー服と機関銃 -卒業-」の舞台挨拶には、主演を務めた橋本環奈と監督の前田弘二が登壇。この日上映された薬師丸ひろ子主演の「セーラー服と機関銃」について、橋本は「35年前の作品とは思えないくらいスタイリッシュで、薬師丸さんが本当にカッコよくて、今観てもとても新鮮に感じられます」とコメント。そして「この映画は私の父も大好きなので、まさか自分の娘が薬師丸さんと同じ役をやるとは思っていなかったでしょうし、すごく喜んでくれましたね」と家族とのエピソードや、「作品のタイトルに恥じないように」と強い思いで撮影に臨んだことを明かす。また「セーラー服と機関銃」おなじみのセリフになぞらえて橋本が「（機関銃を撃つシーンは）快感でした」と振り返る場面も。前田は「何かとモヤモヤッとしている世の中に対して機関銃をぶっ放してスカッとできるような、娯楽映画としていろいろ挑戦できればという思いもありました。また、星泉役の橋本環奈さんが一番輝くように意識して作っています」と作品への思いを述べた。

「ドロメ【男子篇】」では、主演の小関裕太、あわせて公開される「ドロメ【女子篇】」主演の森川葵、両作の監督を務めた内藤瑛亮が舞台挨拶に出席。小関は「北海道は大好き！ ゆうばり映画祭は初めてなのですが、空気感がすごく優しくて、アットホームですね」と、森川は「（北海道は）外に出ると肌が刺されるみたい！ この映画祭はいろいろな作品が上映されていて、気になる作品がいっぱいだった」と、2人とも同映画祭をすっかり気に入った様子。内藤は「自分の作品では少年少女の主人公が多くて、大体人を殺したり、人を殺そうとする作品ばっかりだったのですが、『もうちょっと平和な少年少女をのんびりと見たいな』と思っていて、『ドロメ』はそうした気持ちで監督しました」と語った。なお昨日2月26日には【女子篇】の上映が行われ、小関と森川が登壇した。

ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2016は、2月29日まで北海道・ゆうばりホテルシューパロほかにて開催中。「セーラー服と機関銃 -卒業-」は3月5日より全国公開される。「ドロメ【男子篇】【女子篇】」は、3月26日より東京・シネマート新宿ほかにて2作品同時ロードショー。