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本作は
本作に出演もしているおおかわらが司会を務め、イベントはスタート。太郎役の松山は「朝イチから観る映画じゃないと思うんですが(笑)、劇場に足を運んでいただきありがとうございます」と、玄奘役の倉科は「こんなお下品な映画のために朝早くからありがとうございます!」と挨拶する。龍翔役の溝端は「豚っ鼻をつけようかと迷ったんですが、今日はきれいなままで来ました」と意気込み、最強の酔いどれ武闘家・中村泰造役の温水は「こんなクソ素晴らしい作品に出られてよかったです。間違いなく僕の代表作の1つになったと思います」と自信を覗かせた。
役作りについて、松山は「原作と僕の見た目が全然違うので悩んだんですけど、外見だけでなく内面の部分を特に大事にしたいと思っていた。一応何人かモデルにした人がいるんです。『七人の侍』の三船敏郎さん、『無責任』シリーズの植木等さん、千原せいじさん、松岡修造さん。修造さんの日めくりカレンダーの表情をだいぶ参考にさせていただいて(笑)」と述べて観客を驚かせる。またおおかわらに「もし続編があったらやりますか?」と問われた倉科は「やりません!」と即答。そして「撮影中は本当につらくて。時間が経つにつれて、またやりたいなあと思うようになってきたんですが、松山さんが『カナちゃんがバトルスーツを着ないとやらない』と言い出して」と続ける。すると松山は「玄奘って、あの衣装のせいで動きが制約されているじゃないですか。カナちゃんは抜群のプロポーションを持っているんだから、冒頭からこういう感じのもの(本日の倉科の衣装)にしちゃったらいい。(続編の製作は)カナちゃん次第ですよ!」と、変身前の太郎を演じた瀧は「次は玄奘が素っ裸で出ればいいんじゃない? やるって! 女優さんはやりますよ!」と倉科を煽った。
続いてじじい役の田山は、ばばあ役の笹野高史と共演した感想を聞かれ「まさかあの方と、野原で、子供を生む行為を! ともに60歳を過ぎているんですが、20歳くらいの気持ちでやりました。忘れかけていた春をこの映画によって思い起こしました。今日は彼がいないのが寂しい。(笹野を)好きになっちゃった……」と笹野の不在を嘆く。瀧は「特殊メイクがすごく時間がかかるんですよね。3時間ぐらい……。『瀧さんできました!』って言われてパッと見たら『俺じゃなくてよくね?』と思って(笑)。誰だっていいでしょあんなもの!」と語る。
台湾、香港、マカオなどでも公開を予定している本作。山口は「やばいですね……。日本がこういう国だと思われてしまう。あと『西遊記』を日本流にアレンジしたらこうなった、というのが広まってしまうのが……。全部画太郎のせいですね!」と原作者に責任を押し付け、会場の笑いを誘った。
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