是枝裕和や想田和弘が登壇するシンポジウム、黒沢清の監督作も上映

「3.11以後の映像表現」と題された公開シンポジウムが2月26日、29日、3月4日に埼玉・立教大学新座キャンパスにて行われる。

研究成果報告会を兼ねた本企画は、同校の心理芸術人文学研究所が主催するもの。同研究所に所属する篠崎誠がシンポジウムのホストを務め、2月26日には想田和弘と深田晃司、29日には是枝裕和、3月4日には黒沢清と映画批評家の相田冬二が登壇し、映画と演劇の差異、映画内空間と時間表現の関係などについて議論を行う。

なおシンポジウムのほかに同研究所が制作した映画「SHARING」をはじめ、実物のアンドロイドが出演する深田の監督作「さようなら」、黒沢が教授を務める東京藝術大学の実習内でメガホンを取った「枠」「記憶」の上映も実施。3日間とも入場無料で、申込不要となっている。

3.11以後の映像表現

2016年2月26日（金）、29日（月）、3月4日（金）埼玉県 立教大学新座キャンパス
料金：無料
※申込不要。定員176名

「3.11以後の映像表現」PART1

2016年2月26日（金）
開演 13:00 / 終演 19:30
＜上映作品＞
「SHARING」
「さようなら」
＜出演者＞
想田和弘 / 深田晃司 / 篠崎誠

「3.11以後の映像表現」PART2

2016年2月29日（月）
開演 16:00 / 終演 20:30
＜上映作品＞
「SHARING」
＜出演者＞
是枝裕和 / 篠崎誠

「3.11以後の映像表現」PART3

2016年3月4日（金）
開演 16:00 / 終演 20:30
＜上映作品＞
「SHARING」
「枠」
「記憶」
＜出演者＞
黒沢清 / 相田冬二 / 篠崎誠

※本シンポジウムは、文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業（立教大学現代心理学部付属心理芸術人文学研究所「新しい映像環境をめぐる映像生態学研究の基盤形成」2011年度～2015年度）の助成を受け実施される