ベルリン国際映画祭、難民問題捉えたジャンフランコ・ロージ監督作が金熊賞に

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現地時間2月20日、ドイツ・ベルリンにて第66回ベルリン国際映画祭の授賞式が行われた。

ジャンフランコ・ロージ(写真提供:Zhang Fan Xinhua News Agency / Newscom / ゼータ イメージ)

ジャンフランコ・ロージ(写真提供:Zhang Fan Xinhua News Agency / Newscom / ゼータ イメージ)

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最高賞である金熊賞に輝いたのは、ドキュメンタリー映画「Fire at Sea(英題)」。「ローマ環状線、めぐりゆく人生たち」で第70回ヴェネツィア国際映画祭の金獅子賞を受賞したジャンフランコ・ロージが、難民問題に揺れるイタリア・ランペドゥーザ島を切り取った。

銀熊賞の審査員グランプリを受賞したのは、「ノー・マンズ・ランド」で知られるダニス・タノヴィッチの「Death in Sarajevo(英題)」。イザベル・ユペール主演作「Things to Come(英題)」でメガホンを取ったミア・ハンセン=ラブが監督賞を受賞し、女優賞と男優賞にはそれぞれ「The Commune(英題)」のトリーヌ・ディルホム、「Hedi(英題)」のMajd Mastourが輝いた。

主な受賞結果は以下の通り。

第66回ベルリン国際映画祭 主要部門受賞結果一覧

金熊賞

「Fire at Sea(英題)」

銀熊賞 審査員グランプリ

「Death in Sarajevo(英題)」

銀熊賞 アルフレッド・バウアー賞

「A Lullaby to the Sorrowful Mystery(英題)」

銀熊賞 監督賞

ミア・ハンセン=ラブ「Things to Come(英題)」

銀熊賞 女優賞

トリーヌ・ディルホム「The Commune(英題)」

銀熊賞 男優賞

Majd Mastour「Hedi(英題)」

銀熊賞 脚本賞

トマシュ・ヴァシレフスキ「United States of Love(英題)」

銀熊賞 芸術貢献賞

リー・ピンビン「Crosscurrent(英題)」(撮影)

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もん @montyan0214

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