ドイツ現地時間2月11日、第66回ベルリン国際映画祭にて「
1950年代のハリウッドを舞台とした「ヘイル、シーザー!」は、大作映画の撮影中に世界的俳優のベアード・ウィットロックが誘拐され、彼を奪還すべく“スタジオのなんでも屋”エディ・マニックスが奮闘するコメディ作品。
マニックス役のブローリンは、レッドカーペットに婚約者のキャスリン・ボイドを連れて登場。またウィットロック役のクルーニーも妻のアマルをエスコートして会場に現れた。ミュージカルスター役を務めたテイタムは、会場の女性からひときわ大きな歓声を集め、自分のセクシー写真にサインを求められ苦笑いで応じる一幕も。
レッドカーペット後には、記者会見を実施。コーエン兄弟についてブローリンは「一緒に仕事できて楽しかったよ。彼らはいい友達だし、彼らの映画も好きだし、彼らがCMを作ることになったら、ビールでも下着でもやるよ。ちょっと痩せなきゃいけないだろうけどね」と話す。クルーニーは「彼らはとにかく楽しいんだ。素晴らしいフィルムメーカーで、一緒に仕事をするのは楽しいよ」と、エアエンライクも「コーエン兄弟はリラックスして楽しい環境を作ってくれるから、最後には家に帰りたくなくなっちゃうくらい面白いんだ」と絶賛。また劇中で歌やダンスを披露しているテイタムは、「実は当初、この映画で何をやるのかは知らなかった。脚本には3文字くらいと、そのあとに『ダンス』としか書いてなかったんだ」と裏話を明かす。そして「今までタップダンスもやったことないし、映画で歌ったこともなかった。でもほかにこんな映画はないし、目を閉じて崖から飛び降りるような気持ちでやったよ! そこにはコーエン兄弟がいたし、彼らはとても勉強していて、これまで作られた映画について全部知っていた。僕は彼らに完全に任せっきりだったよ」と2人への信頼を語った。
「ヘイル、シーザー!」は5月13日より全国ロードショー。
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