「三月のライオン」「ストロベリーショートケイクス」の
本作は、小池真理子の半自伝的小説を原作とする青春ラブストーリー。1969年の仙台を舞台に、学園紛争に身を投じる多感な女子高生・響子の恋と成長を描く。
メインビジュアルは、当時仙台に実在したバロック喫茶「無伴奏」でもの思いにふける響子役の成海や、渉役の
成海は響子について、「すごく一生懸命で、私はもう(撮影当時)22歳なので、高校生の響子は青くて、ちょっと照れくさくなってしまうような部分が脚本を読んでいてありました。ただ、めまぐるしく色んなことが起きて、すごく大きなものを背負う役でもあったので、気合いを入れる感じで、『やったろ』っていう気持ちで撮影に挑みました」とコメント。また池松は、「正直に言うと最初は、見ている人からすれば『また池松脱いだ』だなと思って、一回断ってしまいました。けれど、矢崎さんも、成海さんも、みんな勝負に出ているわけですよ。それを考えたら、『こりゃ待てよ、ちゃんと決着つけなきゃいけない』と思って、出演を決めました」と語っている。
「無伴奏」は3月26日より東京・新宿シネマカリテほか全国でロードショー。
※記事初出時、本文に一部事実と異なる記述がありました。お詫びして訂正します。
成海璃子 コメント
この映画は、心や身体、色んな面で響子が成長していく物語です。響子はすごく一生懸命で、私はもう(撮影当時)22歳なので、高校生の響子は青くて、ちょっと照れくさくなってしまうような部分が脚本を読んでいてありました。ただ、めまぐるしく色んなことが起きて、すごく大きなものを背負う役でもあったので、気合いを入れる感じで、『やったろ』っていう気持ちで撮影に挑みました。自分自身の感情が涌き出る様な豊かな現場でした。
池松壮亮 コメント
正直に言うと最初は、見ている人からすれば「また池松脱いだ」だなと思って、一回断ってしまいました。けれど、矢崎さんも、成海さんも、みんな勝負に出ているわけですよ。それを考えたら、「こりゃ待てよ、ちゃんと決着つけなきゃいけない」と思って、出演を決めました。
斎藤工 コメント
すごく“丁寧”っていう言葉が一番ふさわしい現場でした。皆の姿勢が“映画”だなっていう、私の理想とする空気でした。単体というよりかはそれぞれの化学反応みたいなものがちゃんと実際あったし、それは役を通じてというよりは、実際あったものがそのまま作品に投影されていたらいいなと思います。
遠藤新菜 コメント
泣くシーンで、飲む動作にどんどん意識がいってしまい、涙が出なくてNGが重なってしまった時に、(成海)璃子ちゃんが「ブレイクしよう」と助け舟を出してくれました。璃子ちゃんは「絶対謝らなくていいんだよ、対等なんだから」と言ってくれて、池松君も「何回テイクが重なっても、何回同じことやらされても全然俺らは何回でも付き合うから、エマがやりたいようにかませ」と言ってくれて、こうやって支えてくれて同じ立場に引き込もうとしてくれるっていうことに安心して、戻ったテイクは一発でOKでした。
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- 「無伴奏」予告編
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