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「トイ・ストーリー」シリーズのジョン・ラセターが製作総指揮を務める本作は、家族と離ればなれになった弱虫の恐竜アーロを主人公にしたファンタジーアドベンチャー。危機を救ってくれた人間の少年スポットとともに家族を探す旅に出たアーロが、出会いや困難を通じて成長していくさまを描く。
会見には、監督の
アニメーションとの出会いを聞かれたソーンは、母親が韓国人で英語がわからないことに触れ「一緒に映画を観に行くと僕が母に物語の内容などを説明をしていたんです。そんな中、僕が説明しなくても母がわかるのがアニメーションでした」と子供時代を振り返る。「特に思い入れ深いのが『ダンボ』です。ダンボの母親象が檻の中から彼に触れるシーンがあるのですが、母は僕が説明していないのにそのシーンで涙を流したんです。それはとてもパワフルな経験として残りましたし、その後アニメーションが持つ力、普遍性を強く考えさせられる思い出となりました」と自身のエピソードを明かす。
今回初来日を果たしたというリームは「すべてが美しい」と日本を訪れた感想を語り、「ピーターとも冗談交じりに『次回作のためのリサーチ旅行でまた来ましょうね』と話していました」とコメント。その言葉にソーンは「じゃあ、次はしゃべる寿司を描いた寿司ムービーにしよう」と言葉を話す恐竜を描いた本作にかけながら返答し、会場の笑いを誘った。
その後ステージには、日本語吹替版声優の
10日後に控えたバレンタインデーに先駆けて、イベントでは日本語キャストからソーンとリームへ友チョコのプレゼントが。アーロの卵をイメージした殻を開け、小さなアーロとスポットが現れると、登壇者たちからも笑みがこぼれる。最後に挨拶を求められたソーンは、「この作品には我々の心と愛が詰まっています。日本語版のキャストの方々にも参加していただき、より誇らしく思える作品になりました」と語り、吹替キャストに温かな視線を送った。
「アーロと少年」は3月12日より全国でロードショー。
※記事初出時、内容に一部誤りがありました。お詫びして訂正します。
※動画は現在非公開です。
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- 「アーロと少年」公式サイト
- 「アーロと少年」予告編
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こなると @brushwriting1
ピクサーに先取られちゃうぞ!!!早く、むてん丸を日本でアニメ化しないと!!!!(必至)
恐竜の次はしゃべる寿司が主人公!?安田成美ら登壇の「アーロと少年」会見で監督語る - 映画ナタリー https://t.co/gkZXuXHDpR