「
本作の主人公は、1936年のベルリンオリンピックに出場した実在の陸上競技選手、ルイ・ザンペリーニ。米軍の爆撃手を務めていた第2次世界大戦中、東京の捕虜収容所で出会った伍長・渡辺から虐待を受けながらも不屈の精神で耐え抜く姿を描く。「不屈の男 アンブロークン」ではザンペリーニを
ジョリーはインタビューにて、「原作を読んでから私の中で火がついて、どうしても映画化したいと思うようになったの。スタジオを必死に説得したわ」と映画化のきっかけを語り、ザンペリーニに会おうとした際のエピソードを披露。「実はご近所さんだった。私の寝室の窓から見える家に住んでいたのよ。数週間後、監督を務めることが決まりルイに会いに行ったら、『私は長くないぞ、急いでくれ』と言われたの」と振り返る。
「あなたの目から見たルイは、どんな人でしたか?」と質問されたジョリーは涙を浮かべ、「素晴らしい人だった」と述懐。「彼にはキャスト選定の段階から相談していたし、各シーンが仕上がると観てもらっていたの。全部の編集が終わったときは入院していたから、まだ音楽も入ってない映像をパソコンに入れて、ベッドの上で再生し彼に見せてあげた。そのときの目の輝きを思い出すわ。彼はもう97歳だった。この世との別れが近づいたときに、自分の人生を振り返っているように見えたわ」と、ザンペリーニとの思い出を語っている。
「不屈の男 アンブロークン」は、2月6日より全国で順次ロードショー。
関連記事
アンジェリーナ・ジョリーの映画作品
関連商品
リンク
- 「不屈の男 アンブロークン」公式サイト
- 「不屈の男 アンブロークン」アンジェリーナ・ジョリー インタビュー映像
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
映画ナタリー @eiga_natalie
アンジェリーナ・ジョリー、「不屈の男」ルイ・ザンペリーニとの思い出を語り涙 https://t.co/ECD5Od7gqE #アンジェリーナ・ジョリー https://t.co/GV91JOkzyD