本日2月1日、「
とある廃工場を舞台にした「ライチ☆光クラブ」は、成長を否定した9人の少年たちの愛憎と裏切り、そして彼らが作ったロボット“ライチ”と美少女カノンの恋を描いたダークファンタジー。古屋兎丸による同名コミックをもとにしている。
上映前の舞台挨拶には、タミヤ役の
挨拶のあとには、MCの質問に登壇者たちが○×の札を上げて答えるアンケートが実施された。極寒の中行われた本作の撮影。MCの「もう2度と同じ思いをしたくないと思う人は○を上げてください!」との呼びかけに、○と答えたのは中条と戸塚、池田のみ。×を掲げた野村は「やっぱりきつい撮影がないといい作品ができないと思うんです。(過酷な状況を)乗り越えたらいい作品ができたので、これからもそうやって行こうと思いました」と語り、ほかの登壇者たちを感心させる。○を上げたことを全員にツッコまれた戸塚は「つらかったけど、俳優の仕事って面白いんだなあと思いましたね」と話すも、中条にすかさず「(自分を)カッコよくみせようとしてますよね?」と指摘され、うろたえていた。池田は「できればもうやりたくないですね……。僕はほかの仕事もあって現場を行き来していたので、みんなが楽しそうにしているのを横目で見るのがつらかったです。あと(目元の)特殊メイクも大変だった!」と撮影時を振り返る。
続いて「自分が演じたキャラクターと友達になれそうか?」との質問が飛び、登壇者の多くが○を上げる中、間宮、柾木、池田の3名は×の札を胸の前に示す。間宮はネタバレを避けながらも「やっぱり、愛情のもつれというものは一番怖いなあと思いますね……」としみじみとコメント。柾木は、自身が演じたダフが犯す罪に触れながら「やっちゃいけないことってあると思うんですよ」と苦笑。○を上げた藤原は「(カネダは)かわいいやつだと思うので、家で2人でゲームをしたい」、岡山は「(ヤコブとは)半年に1回だったら遊んでもいいかな」、松田は「僕は雷ちゃんを演じていて、学ぶことがすごく多かったので○です!」とそれぞれ理由を語る。また古川は「ゼラはみんながいるといきがってしまうけれど、一対一でしっかり話せばいいやつなんじゃないかな。だから仲良くなれると思いますね。一緒にチェスをしたい」とはにかんだ。
物語のはじめから順番に撮影されたという本作。オネエキャラの雷蔵を演じた松田は、中条が現場に現れるまではキャスト、スタッフから寵愛を受けていたという。MCが「雷蔵を本気でかわいいと思った人は○を上げて!」と求めると、岡山を除いた全員が○の札を見せる。キャストたちから冗談交じりに非難を受けた岡山は「僕はジャイボ派なので……」と気まずそうに述べ、うれしそうな表情の間宮から「うちに泊まるか?」と誘いを受けていた。さらに○の札を上げたはずの野村は「あくまでも中条さんが来るまでね! そのあとは(松田は)『メイク濃いな』って思っちゃったもん」と話し、客席の笑いを誘う。
さらにMCの「ゼラとジャイボの妖艶なシーンが見どころの1つ。あのシーンを『ヤバイな』と感じた人は○を上げてください」との言葉に、×を掲げた古川が「演じている側としては、ほかのシーンとそんなに変わらないっていうか……。まあ撮影ですからね」と淡々と答えると、野村が「えっ? あんなことやこんなことをしていたのに?」とからかって場を盛り上げる。さらに相手役を務めた間宮が「僕は初めてだったので……」と寂しそうに呟き、それを聞いた古川が「初めてを取ってしまって申し訳ない……」と照れくさそうに謝罪する場面も。また間宮は該当のシーンについて「古川くんの本心を知って残念ですが……。あのシーンは生々しくなっていると思うので、皆さんの反応が何よりも楽しみです」と口にして観客の期待をあおった。
最後に、光クラブのメンバーがライチ酒で祝杯を上げる劇中の場面を模して、登壇者たちはライチジュースを手にし、「ライチ、ラライチ、ララライチ!」の掛け声とともに乾杯。舞台挨拶は華々しく幕を下ろした。
「ライチ☆光クラブ」は2月13日よりロードショー。
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- 「ライチ☆光クラブ」秘密基地
- 「ライチ☆光クラブ」予告編
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