東京と大阪で「韓国映画セレクション」開催、韓国と北朝鮮の戦闘描いた2作品を上映

4月9日より、上映イベント「韓国映画セレクション2016 SPRING」が東京・シネマート新宿、大阪・シネマート心斎橋にて開催される。

ラインナップは、キム・ハクスン監督作「ノーザン・リミット・ライン 南北海戦」と、チョン・ソンイルが手がけた「西部戦線1953」の2本。「ノーザン・リミット・ライン 南北海戦」は、2002年に日韓で共催されたFIFAワールドカップの期間中に、韓国と北朝鮮の間で起きた第2延坪海戦をテーマにしたもの。作品にリアリティを与えるため、銃撃シーンの描写には実際に起こった戦闘と同じ30分が割かれ、両国が繰り広げた壮絶な戦いが再現されている。そして「西部戦線1953」は、朝鮮戦争休戦目前の1953年を舞台に、韓国軍の伝令兵ナムボクと北朝鮮軍の新人兵ヨングァンの出会いを描く物語。「ペパーミント・キャンディー」のソル・ギョングと「ファイ 悪魔に育てられた少年」のヨ・ジングが初共演を果たした。

韓国と北朝鮮の戦闘を描いた2作品を、この機会に鑑賞してみては。なお本イベントの特典付き特別鑑賞券は、劇場窓口にて近日発売を予定している。