「ハート・ロッカー」「ゼロ・ダーク・サーティ」で監督を務めた
現時点でタイトル未定のこの作品で描かれるのは、1967年7月23日、時間外営業を行っていた酒場にデトロイト市警察が強制捜査を行ったことから始まった暴動。酒場ではベトナム戦争から帰還した2人の黒人兵を迎えたパーティが行われており、人種差別に不満を持つ黒人市民たちの蜂起を引き起こした。暴動は5日間にわたって続き、43人の死者(うち33人が黒人、10人が白人)を出した。
脚本を執筆するのは、「ハート・ロッカー」「ゼロ・ダーク・サーティ」でもビグローとタッグを組んだマーク・ボール。今年夏に撮影を開始し、暴動から50年となる2017年に公開することを予定している。キャストは現時点では不明。なおビグローは、製作総指揮を務めたメキシコ麻薬戦争を題材とするドキュメンタリー、「カルテル・ランド」の日本公開を5月に控えている。
(情報提供:Indiewire.com / IFA / ゼータ イメージ)
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