J・デップ主演「ブラック・スキャンダル」、キャストが監督の手腕たたえる特別映像

「ブラック・スキャンダル」の公開に先駆け、キャストや監督のコメントを収めた特別映像がYouTubeにて公開された。

「ブラック・スキャンダル」は、ギャング、政治家、FBIと別々の道へ進んだ幼なじみ3人が交わした密約が招くFBI汚職事件のてん末を描いたクライムサスペンス。実在するギャングのボス、ジェームズ・“ホワイティ”・バルジャーをジョニー・デップ、彼の弟で州上院議員ビリーをベネディクト・カンバーバッチ、彼らの幼なじみでFBI捜査官コノリーをジョエル・エドガートンが演じている。監督は「クレイジー・ハート」のスコット・クーパー。

公開された特別映像は、バルジャーとコノリーが協定関係に関する会話を交わすシーンの撮影風景から始まる。その後デップが「スコットはやり手だ。現場での彼の有能さとビジョンに圧倒された」と演出力の高さをたたえている。さらに製作のジョン・レッシャーが「役者から最高の演技を引き出せるんだ。細部の描写もうまくて本作の監督に適任だ」と語り、カンバーバッチも「スコットには役者を惹き付ける魅力がある」と、声をそろえてクーパーの手腕を評価していく。クーパーが全幅の信頼を得ていたことがうかがえる映像だ。

「ブラック・スキャンダル」は1月30日より東京・新宿ピカデリーほかにて全国ロードショー。