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舘演じるタカと柴田扮するユージを主人公とした「あぶない刑事」シリーズ。約10年ぶりの新作であり最終章となる本作では、定年退職を5日後に控えた2人が、中南米マフィアから横浜の街を守るため最後の戦いに挑む。
グリコのネオン看板・道頓堀グリコサインが近くに立つ戎橋付近の会場には、約4000人のファンが集結。劇中の2人さながらサングラスをかけた観客も多く、異様な雰囲気が漂う。そんな中、「あぶない刑事」仕様に装飾された全長18mの船に乗り舘と柴田が登場すると、会場のボルテージは一気に上昇。大きな歓声とともに「タカ! ユージ! お疲れ様!」と2人を労う声や、「やめないで!」と終わりを惜しむ声などが飛び交う。
観客からの歓声を浴びた舘が「こんにちは! 大阪イェーイ!」と声を上げると、柴田も「ダンディー鷹山イェーイ!」とテンション高めに挨拶。続けて舘が「セクシー大下イェーイ!」と応答すると、柴田も「あぶ刑事ベイビー! イェーイ!」と叫び観客を煽る。
最終章の公開を控える現在の心境について舘は「『あぶない刑事』が帰ってきました。そして、最後の『あぶない刑事』になります。いい作品に仕上がってますので、ぜひ楽しみにしていてください!」とコメント。対して柴田は「本当に感謝の気持ちでいっぱいで、1人1人抱きしめたいです。感謝の気持ちを表すために、(道頓堀に)飛び込もうと言ったら、舘さんが歳だからやめとけって」と冗談を織り交ぜつつ思いを語り、観客の笑いを引き出す。
舘のバイクシーン、柴田の全力疾走など多彩なアクションが収められている本作。その中で難しかった場面を聞かれた舘が「あんまりないです。普通です。10年ぶりに(バイクに)乗ったんですけど、5、6回で(感覚が)戻ってきました」と述べると、柴田は「実は(舘のバイクは)補助輪が付いてるんですよ。CGで消してるんです」とジョークを飛ばす。柴田の言葉に舘が「今日は恭サマが道頓堀の水の上を走ります!」と笑顔で反撃すると、柴田は走るポーズで応答。劇中さながらに息ぴったりの掛け合いを見せ、会場を沸かせる。
観客へのメッセージを求められた舘は「メッセージはありません」と笑い、「とにかく観てください!」と自信をのぞかせる。一方柴田は「1度観るよりも、2度観たほうが面白い」と述べ、イベントを締めくくった。
「さらば あぶない刑事」は、1月30日より全国ロードショー。
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舘ひろし&柴田恭兵「あぶない刑事」コンビが道頓堀に、息ぴったりの掛け合い披露 - 映画ナタリー https://t.co/bNFvxj3iWJ