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本作は、テレビ東京系のバラエティ番組「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」の映画版。路線バスのみを使用し3泊4日で目的地にたどり着くというルールのもと、太川・蛭子コンビと劇場版マドンナの三船が台湾を縦断する。
太川は映画化が決定したときの心境を「テレビ東京は何を考えてんのか、とまず思いましたね。台本のない番組を映画にするなんて無謀じゃないかと」と語るが、「これが映画として成立するんだろうかと思ったんですが……面白くなりました!」と自信満々の様子。
この企画に初参加した三船は「私ももうすぐ芸歴20年くらいになるんですけど、ここまで台本も筋書きもないのは初めてでした。本当に何もないんですよ!」と感想を述べ、打ち合わせ資料に往復の飛行機の時間と便名しか書かれていなかったというエピソードを披露して観客を驚かせた。
舞台が台湾であることから、太川らは言葉の壁に苦労したと明かす。その流れで司会が「蛭子さんは台湾語を勉強して行ったんですよね?」と話を振るが、蛭子は「いや、したような、しないような。まったく覚えてないですねえ」とぼんやり返答。三船に「向こうの言葉で質問できたけど、返ってきた答えがわからなかったんですよね」とフォローされるが、あくまで蛭子は「そうだっけ? あんまり覚えてない」と言い続ける。そして唯一覚えていることとして「やっぱり中華料理の店が多かったですね」「ときどき洋食店があって、そこでハンバーグとかを食うとめちゃくちゃうまくて。俺は洋食派なんだと再確認しましたね」とマイペースな答えで登壇者全員を呆れさせた。
そんな蛭子を、“ムードメーカー”だと高く評価する太川。「蛭子さんが死んだら僕もこの番組やりません!」と高らかに言い切るが、それを聞いた蛭子は「そんな簡単に死にませんよ」とこぼす。しかし太川が「じゃあ、蛭子さんが僕のこと誰だかわからなくなったらやめます(笑)」と続けると、蛭子は突如「それは可能性があるんだよ……」と思い悩む様子を見せた。
最後に太川は「本当に過酷な4日間でしたが、(この映画を観るために)1800円払っていただいて大丈夫だと思っております!」と自信をのぞかせる。一方の蛭子は「えっと、私は昨日これをビデオで観ました。まあまあ面白かったです」と最後まで“蛭子ワールド”全開な発言で会場に笑いを起こした。
「ローカル路線バス乗り継ぎの旅 THE MOVIE」は2月13日より全国ロードショー。
蛭子能収の映画作品
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リンク
- 「ローカル路線バス乗り継ぎの旅 THE MOVIE」公式サイト
- 由紀さおり オフィシャルウェブサイト
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- 「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」公式サイト
- 「ローカル路線バス乗り継ぎの旅 THE MOVIE」予告編
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てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
蛭子「いや、(台湾語の勉強は)したような、しないような。まったく覚えてないですねえ」/「ローカル路線バスの旅」蛭子能収、台湾ロケで「俺は洋食派だと再確認した」 - 映画ナタリー https://t.co/kSCEtaiQFr