池松壮亮と寺島しのぶが共演するR指定不倫ドラマ「裏切りの街」、dTVで配信

池松壮亮主演のR-15指定ドラマ「裏切りの街」全6話が、dTVにて2月1日より独占配信される。

「裏切りの街」は、演劇ユニット・ポツドールの主宰であり「愛の渦」「ボーイズ・オン・ザ・ラン」の監督としても知られる三浦大輔がメガホンを取った作品。三浦が作・演出を手がけた2010年の舞台を原作に、青年と15歳年上の専業主婦との禁断の恋を描く不倫ドラマだ。それぞれ同棲中の恋人や夫を持ちながら、中央線沿いの狭い街で逢瀬を重ねる2人が、非情な現実に直面するさまが映し出される。dTVオリジナルドラマとして初のR-15指定作品であり、4K配信にも初めて対応している。

池松の相手役を演じるのは、「キャタピラー」でベルリン国際映画祭最優秀女優賞の受賞経験もある寺島しのぶ。さらに中村映里子、落合モトキ、駒木根隆介、平田満、佐藤仁美がキャストに名を連ねた。

なおこのたび池松、寺島、三浦からコメントも到着。池松はオファーを受けたときの感想を「『愛の渦』に続き、三浦さん渾身の戯曲を映像化出来ることがとても嬉しかったですし、何よりまた三浦組に参加できることがとても光栄でした」と語る。さらに寺島は共演した池松について「職人のような人でした。二人で目を合わせながら空気を感じながらその場で感じるお芝居をするのは快感でした」とコメント。「この作品は僕の舞台作品の中でも一番映像化したい作品だった」と明かす三浦は、視聴者へ「不倫ドラマではありますが、ありきたりなメロドラマではなく、人間の細かい感情の起伏や視点にこだわっているのが従来のそれとは全く違い、見たことのない感触の作品になっていると思います」と作品をアピールしている。

池松壮亮 コメント

オファーを受けた感想

前々から飲みの席で三浦さんから裏切りの街を映像化したいという話は聞いていました。「愛の渦」に続き、三浦さん渾身の戯曲を映像化出来ることがとても嬉しかったですし、何よりまた三浦組に参加できることがとても光栄でした。

寺島しのぶとの共演について

凄い方だと言うことは僕が言うまでもなく、沢山の事に身を捧げてきたその人柄の深さを垣間見せてもらうことが出来て、とても刺激的な日々でした。

視聴者へメッセージ

人は何度も過ちを繰り返し、取り返しのつかない日々をそれでも生きてゆく。これは、裏切りの街に暮らす、私達自身の物語です。

寺島しのぶ コメント

オファーを受けた感想

オファーをいただいたのは三浦大輔さん演出の「禁断の裸体」に出演中のことでした。
三浦さんの作り出すセンスに再び酔いしれることができると思うと非常に嬉しかったです。

池松壮亮との共演について

職人のような人でした。二人で目を合わせながら空気を感じながらその場で感じるお芝居をするのは快感でした。

視聴者へメッセージ

なんとなーく流されてなんとなーく生きてる人間の生きざまは時に腹立たしく時に滑稽です。
その模様をお楽しみいただければ、と思います。

三浦大輔 コメント

映像化にあたって

実はこの作品は僕の舞台作品の中でも一番映像化したい作品だったので、素直に念願が叶って嬉しかったです。原作になった演劇の脚本を書くとき、状況の映像を浮かべながら書くという特殊な作り方をしたのがその理由の一つです。

池松壮亮と寺島しのぶのキャスティングについて

池松くんとはいろんな作品で一緒にやってきて、いま僕が最も信頼を置ける役者さんだと思っているので主役は彼に託しました。寺島さんも同じく、そうです。自分の中で大事な作品ということもあって、2人以外の役者さんのほとんどは、過去に一緒にやったことのある信頼の置ける方々を選びました。

視聴者へメッセージ

不倫ドラマではありますが、ありきたりなメロドラマではなく、人間の細かい感情の起伏や視点にこだわっているのが従来のそれとは全く違い、見たことのない感触の作品になっていると思います。こういった題材に興味がある方はもちろん、作品性が高いものを好む人にも楽しめる内容になっていると思います。今回の配信は各話配信と全話配信の2種類ありますが、個人的には各話ずつ、楽しんでもらうのがおすすめです。