第62回サンセバスチャン国際映画祭にてグランプリと監督賞を獲得した「
本作は、失業中の主人公ルイスが、余命わずかな娘アリシアの「大好きな日本のアニメ『魔法少女ユキコ』のコスチュームを着たい」という願いを叶えるため奮闘する姿を、ブラックユーモアを交えながら描いたもの。これが劇場デビュー作となるスペイン人監督
公開されたビジュアルには、魔法少女の衣装に身を包んだアリシアと、額から血を流すミステリアスな美女の姿が。そして「余命わずかな娘と失業中の父、心に闇を抱える女と引退した教師──。哀しく交錯するふたつの愛が、運命を狂わせる……」とのコピーが添えられている。なお歌謡曲やアニメなど日本文化の要素がふんだんに詰め込まれた本作について、映画評論家の町山智浩は「薄幸のアニメ少女と父のせつない物語があさっての方向にどんどん転がって……。ブニュエル、ブレッソン、長山洋子、美輪明宏……目まいさえする奇跡の邂逅!」とコメントを寄せた。
「マジカル・ガール」は、3月12日より東京・ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次ロードショー。
カルロス・ベルムトの映画作品
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- 「マジカル・ガール」公式サイト
- 「マジカル・ガール」予告編
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