武田梨奈がアカデミー賞授賞式の現地ナビゲーターに、前任の斎藤工がエール送る

2016年1月12日 8:00 223 3 映画ナタリー編集部

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日本時間2月29日9時より、第88回アカデミー賞授賞式の模様がWOWOWプライムにて生中継される。このたび、同授賞式レッドカーペットナビゲーターを実写版「進撃の巨人」の武田梨奈が務めることがわかった。

WOWOW「生中継！第88回アカデミー賞授賞式」のスタジオゲスト・斎藤工（左）とレッドカーペットナビゲーターを務める武田梨奈（右）。

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武田は「まさかナビゲーターに選ばれるなんて思っていなかったので、私でいいのかなと思いました」と大役を任された心境を述べる。そして昨年度のナビゲーターである斎藤工に相談したと明かし、「全力で楽しんだらいいよと言われたので、今は楽しみだなという気持ちでいっぱいです」と期待をふくらませる。さらに武田は「同じ場所にいて感じられることすべてを目に焼き付けたいなと思いますし、私が見たもの、感じたものすべてを伝えていきたいと思います」と意気込んだ。

昨年は実際に現地に赴き、多くのハリウッドスターにインタビューを行った斎藤は「とにかく華やかでしたね。露出の多いドレスも多く、目のやり場に困ることもありましたが」と笑いながらも、「最初は怖いなと思う気持ちもありました。ただ、大スターである映画人たちの器の大きさを感じましたし、メディアに対してどういう佇まいをすればいいのか、役者として非常に勉強になりました。昨年の仕事を通じて、自分が役者であることを再認識しましたし、今は自分のやれることをやろうという気持ちになれました。今度は役者としてここに帰ってきたいですね」と話した。

また武田は、ナビゲーター就任にあたって斎藤のインタビュー映像を観直したといい、「勉強になることがたくさんありました。その場の雰囲気や心境、衣装についてなど、その場にいるからこそ聞けることを直撃している部分が面白かったので、今から私はどう質問しようかと悩んでいます。でも、同じ役者として、彼らに聞きたいことがたくさんあるので、そこをぶつけてみたい」と語る。それを受けて斎藤は「変に知識武装をしないで、素直にその場で思ったことをぶつけてみたらいいんじゃないかな」とアドバイスした。

WOWOW「生中継！第88回アカデミー賞授賞式」案内役の高島彩（左）とジョン・カビラ（右）。［拡大］

同番組の案内役はジョン・カビラと高島彩が務め、斎藤は町山智浩とともにスタジオゲストとして出演。さらに「硫黄島からの手紙」の尾崎英二郎も、武田と一緒にレッドカーペットナビゲーターを務める。ノミネートの速報は1月14日22時より現地ロサンゼルスから生中継されるので、そちらもあわせてチェックしよう。なお今年度のアカデミー賞総合司会は、アニメ「マダガスカル」シリーズでシマウマのマーティ役を務めたスタンダップコメディアン、俳優のクリス・ロックが担当する。