砂糖の“あまくない真実”を描いたドキュメンタリー「あまくない砂糖の話」公開決定

ドキュメンタリー映画「あまくない砂糖の話」が、2016年春よりシアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開されることが決定した。

オーストラリアの俳優デイモン・ガモーが自ら被験者となり、低脂肪ヨーグルト、穀物バー、フルーツジュース、シリアルなど、一般的にヘルシーと呼ばれる食品を60日間食べ続けると、心身がどう変化していくかを実験した記録を追う本作。世の中には多数のヘルシーフードがあるにもかかわらず、“人間は1日に平均でスプーン40杯もの砂糖を摂取している”という事実にガモーが疑問を持ったことから制作された。

実験のルールは、1日ティースプーン40杯分の砂糖を摂取すること。そして摂取するのは、シリアルやヨーグルトなどのヘルシーな食品に含まれる砂糖で、清涼飲料水やアイスクリーム、菓子類は食べないことなど。実験を通して、砂糖が心身に与える影響だけでなく、食生活に忍び寄る危険性や精糖業界を取り巻く問題も明らかになっていく。