ドラえもん＆のび太、プロレス会場乱入で「敵とか味方とかそんなの関係ねぇ！」

劇場アニメ「映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生」でゲスト声優を務める、新日本プロレスの棚橋弘至と真壁刀義が、1月4日、「WRESTLE KINGDOM 10 in 東京ドーム」に出場。それを受け、ドラえもんをはじめとするメンバーが応援に駆けつけた。

試合直前、モニターに映し出された棚橋と真壁は、本作のスペシャル応援団として結成された“ウンタカ！ドラドラ団”をアピール。そして「当然、ウンタカダンスも踊れるよな!?」と来場者をあおる2人の呼びかけにより、応援団メンバーである小島よしおと子役のエヴァちゃん、さらに本作に登場する土偶の姿をしたキャラクター・ツチダマがボスとして登場した。

ヒートアップする会場に迷い込んできたのは、のび太とドラえもん。前哨戦として「ウンタカ！ドラドラ団VSドラえもん」が今にも勃発しようとする中、小島が持ちネタを炸裂させ、「敵とか味方とかそんなの関係ねぇ！」と割って入る。すると一同は来場者を巻き込み、一斉にウンタカダンスを踊ることに。プロレス大会とドラえもんのコラボレーションは、大盛況のうちに幕を閉じた。

イベントを終え、エヴァちゃんは「全然緊張しなかった、楽しかったです。『そんなの関係ねぇ！』の振りが好きなので思いっきり踊りました」と満足気に感想を口にする。小島も「小さい頃によく連れて行ってもらった東京ドームで、こんな（原始人スタイルの）格好で、しかもドラえもんと踊れてすごくいい気分です」と興奮気味に話し、本作については「大人になって1人で観に来て、偶然幼少の頃の友達にバッタリ……なんて、そんな奇跡が起こりえる作品だと思いますよ！」と語って大人でも子供でも楽しめることを強調した。

「映画ドラえもん」シリーズ通算36作目となる本作。「新・のび太の大魔境 ～ペコと5人の探検隊～」の八鍬新之介が監督・脚本を担当し、1989年に公開された「のび太の日本誕生」の世界を新たに描き出す。

「映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生」は2016年3月5日より全国でロードショー。