上映イベント「新春全力映画祭」が、1月9日から22日まで東京・ユーロスペースにて開催される。
本イベントは、若手監督と一般から募った俳優たちがワークショップを行い、短編映画を製作する企画“全力映画”第3期の新作完成を記念して実施されるもの。
このたび発表される新作は、監督作「月光」が2016年夏公開予定の
そのほか特別同時上映として、
なおイベントの期間中には、監督やキャストによる舞台挨拶や、映画監督の
新春全力映画祭
2016年1月9日(土)~22日(金)東京都 ユーロスペース
開映 21:00
料金:一般 1500円 / 大学・専門学校生 1300円 / 会員・シニア 1200円 / 高校生 800円 / 中学生以下 500円
<上映作品>
「微熱」
「全力!えんじゃ道。」
「もはや ないもの」
「008」
「いいね!」
「籠の中」
「トーキョービッチ,アイラブユー」
「ファイブアローズ2.50 バスケットボールイズライフ」
「死と恋と波と」
「微熱」へのコメント
飯田譲治(映画監督)
それぞれが抱える父や家族に対する人生のトラウマを解消していく、そのひとつの過程を垣間見るような作品だ。
小林政広(映画監督)
風切羽以来の小澤作品、堪能しました。しかし、痛いですね。とにかく、痛い。理屈なく、痛い。それは、多分、小澤さんの成長なのでしょう。自信に溢れてる。迷いがない。ちょっとやそこらではお目に掛かれない映画でした。久しぶりに骨のある映画観ました。ガツンと一発食らった感じです。
小林達夫(映画監督)
まず役者のシャープな存在感が素晴らしい。ギャンブル/羨望/愛情/宗教/貨幣へと、登場人物たちが依存の対象をスライドさせながら、静かに大きくなる狂気が生々しかった。それにしても、あのラストカットの多幸感は何なんだろう? 数日たってから、かなり気になってきました。
「全力!えんじゃ道。」へのコメント
役所広司(俳優)
七字監督の「えんじゃ(演者)」へのメッセージ。この作品を見て改めて「答えはない、ただやるしかない!」「俳優の道に正解はない!」そう感じました。
高野和明(小説家)
無我夢中だけど五里霧中。
夢を追う人々の、そんな日常を軽妙に描いた快作です。
あの静かな惑乱、自分にも覚えがあります。
この作品、意外とリアルで、しかもさりげなく的の真ん中を射貫いてます。
安川有果(映画監督)
冒頭の、演劇の稽古場らしき場所で二人の部員が別れ話のシーンを演じているのかと思いきや本当の別れ話、という導入部分に大笑いさせられた。
そして7年の交際を隠し通してきたこのカップルを「演技がうまい!」と褒めたたえる演劇部員達の姿を見て、“演技がうまいってそもそもどういうことだっけ?”という疑問がむくむくと私の中で膨れ上がった。
演技って、見せる部分と見せない部分の配分を考えることなのかも。
でもそんなこと考えてるわけない、自然体で全力な彼らに、とても愛情を感じてしまいました。
林田麻里(女優)
いや、だから、初見は辛かったですよ。笑えませんでしたよ。共感しかないっすよ。
続けてこれた者こそ「選ばれし者」と信じて、私たちは歩きだすのだ。この道を全力で!
田中要次(俳優)
(※ラップ調でお読み下さい)
売れたい食いたい仕事ない
サえないハカナい情けない
それでも僕らは続けたい
それでエェんじゃ それがえんじゃ!
小澤雅人の映画作品
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リンク
- 俳優×監督=「全力映画」公式サイト
- 新春全力映画祭 予告編
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前田紘孝 hirotaka maeda @scrumtry_maeda
1月9日からスタートします!
ぜひ!
https://t.co/THP92StWKz