小沢仁志＆哀川翔、新作撮影現場で見せる積年の絆「NG出すときはすぐにわかる」

12月27日、東京近郊にて「CONFLICT～最大の抗争～」の撮影現場が公開され、キャストの小沢仁志、哀川翔がインタビューに応じた。

本作は、映画会社オールイン エンタテインメントの20周年記念作品。「イズ・エー［is A.］」の藤原健一がメガホンを取った任侠映画で、日本最大のヤクザ組織・天道会傘下の兵頭組組長が惨殺されたことをきっかけに起こる半グレ、政治家、警察らを巻き込んだ抗争の行方を追う。キャストは小沢、哀川のほかに本宮泰風、中野英雄、赤井英和、遠藤章造（ココリコ）、品川祐（品川庄司）、小沢和義、津田寛治、白竜らが並ぶ。

元天道会組員で、今は東京の半グレやアウトローを仕切る明神良成を演じた哀川は「楽しい抗争劇ができればいいなと思って参加した」と出演の動機を語る。天道会若頭・鷲尾組組長の鷲尾一馬に扮する小沢も「皆、看板を持っている人間たちが集まってお祭り騒ぎしてるんで、もう二度と見られないんじゃないかな」と出演キャストに対して言及する。

小沢との共演に関して質問が上がると、哀川は「殺陣のシーンなんかは呼吸が合わないと怪我するんですよ。その辺よくわかってくれているので、相手としてはすごくやりやすい」と小沢への信頼を明かす。同じ問いかけに対して小沢も「（哀川が）NG出すときはすぐにわかる」と長年共演を重ねてきた哀川についてコメントする。

作品の見どころを聞かれた小沢が「2016年初夏、この映画を見ないと釈迦になるよ」と公開時期にかけたダジャレを交えてPRすると、「ちょっと待ってくれよ」と哀川から苦笑気味のツッコミが。最後に哀川が「本作はVシネを観たことがない方も楽しめると思うし、今まで観てくださっていたファンも納得できる作品になっていると思います」と自信に満ちた声で明言した。

「CONFLICT～最大の抗争～」は、2016年初夏に公開予定。