12月5日に全国公開された、日本・トルコ合作映画「
「海難1890」は、1890年に和歌山・串本町樫野崎沖で起きた「トルコ軍艦エルトゥールル号海難事故」と、その95年後の「イラン・テヘラン在留邦人救出事件」に関する2つのエピソードで構成されたヒューマンドラマ。「利休にたずねよ」の
12月23日に念願のトルコ入りを果たした内野。まず都市交通の拠点となっているタクシム広場を訪れると、警察官に映画の看板を指差しながら話しかけられたり、花売りの女性からバラをプレゼントされたりと歓迎を受ける。さらにトルコ名物のイスラクハンバーガーにかぶりついた内野は、「すごくおいしい。日本のピザまんみたい」とトルコの味に舌鼓を打った。その後ブルーモスクやグランドバザールをめぐり、本作のトルコパートを撮影したヴァリデハンへ。
お茶の時間になると内野は、もう1つの名物であるトルココーヒーを味わってみることに。粘度が高いコーヒーに驚く内野だったが、飲み終わったあとはカップに残った粉を使い“コーヒー占い”にも挑戦。現地スタッフに「内野さんの人生は豊かになるという暗示が出ています」「自分が望まれているところにたどり着くまで努力が必要」と告げられた内野は、「なんでも努力しないものには与えられないよね。ありがとうございます。豊かになろう(笑)」とコメントする。
この日の最後に訪れたのは、エルトゥールル号の歴史を知るうえでは欠かせない海事博物館。串本の海底から引き上げられた当時の遺品や、本作のアイデアの1つにもなったガラスの香水瓶といった特別な展示物を、内野は熱心に見学する。そして「エルトゥールルの海難事故というのをトルコの方々はとっても大切にしてくださっているんだなというのをすごく感じましたね。日本のトルコ記念館にもすごく充実した資料があるけれど、トルコの方々は教科書にも載せているし、次の世代の方々にしっかりと、日本との関係性の大事さを伝えています。ですので、今回の映画ができたことは日本人にとってとても大きなことだと感じました」と感想を述べた。
1日の終わりに内野は、「歩いてみてよくわかったけど、トルコはとても親日国家ですね。トルコの方々がこの作品をどう感じ取って、どう観てくれるのかとても期待していますし、楽しみです」と話した。
「海難1890」は、全国で上映中。
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- 「海難1890」公式サイト
- 「海難1890」予告編第2弾
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