原節子追悼上映が京都で開催、「晩春」「わが青春に悔なし」「めし」など12作

2015年9月に逝去した昭和を代表する女優・原節子を悼み、特集上映「追悼 映画女優・原節子」が1月5日より京都の京都文化博物館で開催される。

この特集は戦前から戦後にかけて銀幕のトップスターとして活躍した原の代表作12本を上映するもの。15歳で出演した山中貞雄の「河内山宗俊」や、後に多くの現場をともにすることになった小津安二郎との初タッグ作「晩春」のほか、黒澤明の「わが青春に悔なし」、成瀬巳喜男の「めし」など、日本映画の黄金時代を築いた監督との作品がラインナップ。

日本だけでなく海外からも注目されながら、42歳の若さで突然引退した“伝説の女優”の魅力がうかがい知れる内容となっている。上映スケジュールなどの詳細については、博物館の公式サイトをチェックしよう。

追悼 映画女優・原節子

2016年1月5日（火）～31日（日）京都府 京都文化博物館フィルムシアター
料金：一般 500円 / 大学生 400円 / 高校生以下 無料
＜上映作品＞
「河内山宗俊」
「上海陸戦隊」
「ハワイ・マレー沖海戦」
「わが青春に悔なし」
「安城家の舞踏会」
「お孃さん乾杯」
「青い山脈」
「続・青い山脈」
「晩春」
「麦秋」
「めし」
「山の音」