ゆうばり映画祭フォアキャスト部門ラインナップ発表、鈴木太一や黒田勇樹の監督作も

2月25日から29日にかけて、北海道夕張市にて開催されるゆうばり国際ファンタスティック映画祭2016。そのフォアキャスト部門の作品ラインナップが発表された。

フォアキャスト部門は、日本映画を中心に面白い傾向や兆しをいち早くキャッチすることを目的とした上映部門。ミニシアター公開作品やインディペンデント作品、ショートフィルムなど、ジャンルにかかわらず“楽しむ”ことをテーマに20作品が集められた。

中には、2012年度の同映画祭にて史上初の4冠を獲得した「くそガキの告白」の鈴木太一が手がける「若者よ」や、子役としてデビューし現在は“ハイパーメディアフリーター”として活動する黒田勇樹の初監督作「恐怖！セミ男/Scary! Cicada Man」、松山ケンイチ主演「珍遊記」の公開を控える山口雄大の「MAX THE MOVIE」もラインナップ。さらに若手監督とミュージシャンがコラボする映画祭MOOSIC LAB 2015にてグランプリを獲得した酒井麻衣の「いいにおいのする映画/Be a light to the world」と、同監督の「金の鍵/The golden key」もスクリーンにかけられる。また同部門は、映画祭の会期中にスカパー！でも同時放送される。

ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2016のオフシアター・コンペティション部門、インターナショナル・ショートフィルム・コンペティション部門、その他の部門の出品作品は、1月12日に開催される記者会見にて発表となる。

ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2016

2016年2月25日（木）～29日（月）北海道 ゆうばりホテルシューパロほか
＜フォアキャスト部門ラインナップ＞
「恐怖！セミ男/Scary! Cicada Man」監督：黒田勇樹
「ACTOR」監督：土屋哲彦
「アルビノの木/The Albino’s Trees」監督：金子雅和
「お墓参り/Visiting Grave」監督：吉村元希
「お母さん、ありがとう」監督：保坂大輔
「キリマンジャロは遠く」監督：柏原寛司
「解夢ーゲムー/gem.」監督：前畠慎悟
「金の鍵/The golden key」監督：酒井麻衣
「次男と次女の物語/a story about younger brother and sister」監督：深津智男
「彦とベガ/Hiko and Vega」監督：谷口未央
「雲の屑/King of Fools」監督：中村祐太郎
「いいにおいのする映画/Be a light to the world」監督：酒井麻衣
「MAX THE MOVIE」監督：山口雄大
「若者よ」監督：鈴木太一
「Dance Dance Dance」監督：落合賢
「棘/Thorn」監督：梅沢壮一
「ひつじものがたり/The Sheep Story」監督：河合健
「怪獣の日/Day of the Kaiju」監督：中川和博
「フールジャパン　鉄ドンへの道」監督多数
「URRSゴースト花粉症」監督：小林でび、石原貴洋