ピース又吉原作ドラマ「火花」に染谷将太、小林薫、田口トモロヲ、山本彩が出演

ピースの又吉直樹による芥川賞受賞作をもとにしたNetflixオリジナルドラマ「火花」に、染谷将太、小林薫、田口トモロヲ、山本彩（NMB48 / AKB48）が出演することがわかった。

約450分の壮大な物語として展開される「火花」は、売れないお笑い芸人の徳永と天才肌の先輩芸人・神谷が、“笑いとは何か、生きるとは何か”を模索するさまを描く作品。お笑いコンビ・スパークスのボケを担当する主人公の徳永を林遣都が、彼が師と慕うお笑いコンビ・あほんだらのボケである神谷を波岡一喜が演じ、神谷と同棲する女性・真樹に門脇麦が扮する。総監督を「さよなら歌舞伎町」の廣木隆一が務め、白石和彌、沖田修一、久万真路、毛利安孝が各話を担当する。

染谷が演じるのは、スパークスが所属する事務所、日向企画のお笑い担当社員・緒方。そして田口が日向企画の社長・日向役、小林が珈琲店の主人である渡辺役を務める。また山本は、徳永と神谷が初めて2人で訪れた熱海の居酒屋の店員役として出演を果たす。この発表にあたり染谷は「とても素敵な監督陣と共演者陣と、とても素敵な空気の現場に参加させていただいています。この全10話から何が滲み出てくるのか、楽しみで仕方ありません。そして、楽しみにしてもらえるような作品になるよう、自分ができることをぶつけさせていただいています」とコメント。また山本も「上京してきて、夢や野望をもって立ち向かっていく人の熱いメッセージみたいなものが込められているかなと思います。私も自分に重ねて、がんばろうという気持ちにもなったので、是非みなさんにも見て頂いて、自分の目指すものへ取り組んでもらえたらなと思います」とメッセージを寄せた。

さらに徳永と神谷、それぞれの相方役も発表に。徳永の相方には井下好井・好井まさお、神谷の相方にはとろサーモン・村田秀亮と、それぞれ現役のお笑い芸人が起用された。クランクイン初日もまったく緊張していなかったという好井は「僕はオーディションを受けていなくて、オーディションの練習役だったんです。そんな素の状態で受かったのなら素のままでいこう、と。今はそう腹をくくっているので、すべて楽しいです」と明かす。一方の村田は、相方役の浪岡とはもともと知り合いだったとのこと。「僕に関しては奇跡ですよね。東京に出てきてからくすぶっていたので、是が非でもいい結果を残したいと思います」と語っている。

「火花」は2016年春にNetflixにて配信スタート。