「大都会」＆「西部警察」計368話、元旦より石原プロ初のデジタル配信へ

テレビ映画「大都会」と「西部警察」の全368話が、石原プロモーションが所有する作品として初めてデジタル配信されることが決定。そのプロモーション映像もYouTubeにて公開された。

1976年に放送が開始された「大都会」は、石原プロが初めて手がけたテレビ映画。石原裕次郎、渡哲也、松田優作というスター3人が初共演した作品であり、平均視聴率は20％を記録した。倉本聰が企画原案を担当した第1シリーズでは、渡演じる捜査第四課の刑事・黒岩や石原扮する新聞記者クラブキャップ・滝川らの人間ドラマが描かれ、第2シリーズ以降は、松田演じる刑事・徳吉を中心にコメディ要素やアクションシーンが前面に押し出されるようになった。

そして1979年にスタートした「西部警察」は、渡が“大門軍団”を率いる部長刑事・大門役を、石原が彼らを見守る課長・木暮役を務めるポリスアクション。ダイナミックなアクショーンシーンやカースタントが話題を集め、全236話の中で破壊された車両は約4680台にのぼる。寺尾聡や舘ひろし、峰竜太らも出演し、最終回の3時間スペシャル「大門死す！男達よ永遠に…」は平均視聴率25％以上を記録した。

1月6日で「大都会」の放送開始から40周年を迎えるにあたり、1月1日から順次配信がスタート。Hulu、Google Play、TSUTAYA TVほかにて視聴が可能となる。

石原プロモーション 石原まき子代表取締役会長 コメント

来年は、1月6日で「大都会」放送から40周年を迎えるという記念すべき年でございます。
このタイミングに我々石原プロモーションが製作してきた作品を、新しいメディアを通じて皆様にお届けする機会に恵まれたことを大変嬉しく思います。石原プロとしてテレビ映画製作へ初進出した「大都会」シリーズをはじめとして、テレビ映画の常識を打ち破り、テレビ史に様々な記録を残した「西部警察」、私達が命を吹き込んで製作してきた大ヒットシリーズ全368話を是非お楽しみ下さい。

※記事初出時より、写真を追加しました。