1月1日、CSの映画・チャンネルNECOにて放送される「
2013年に撮影が行われた「神宮希林 わたしの神様」は、樹木のお伊勢参りの様子を捉えたドキュメンタリー映画。20年ごとに行われる式年遷宮の様子、周辺の町で出会った市井の人々との交流、樹木が面会を望んだ伊勢神宮縁の歌人・岡野弘彦へのインタビューなどが収められている。
テレビ初放送となる同作の中で「形になって残るものは欲しいと思わない」と語っている樹木。その理由について「人が持てるものには限界がある。今は自動車など運ぶものも増えたけど、日本中を歩いた(松尾)芭蕉はキャスター付きの鞄なんて持ってなかった。それぐらい持ち物は少なくてもいいんじゃないかと思ってます」と持論を展開する。
今回の撮影で初めて伊勢神宮を訪れたという樹木は「伊勢の観光ドラマにならないようにというのがこちらの趣旨だった」と作品についてコメント。また「私が生きてきた結果としてある今が、みっともない姿も含めて映されていていいなと、ありがたいなと思った」と胸の内を明かしている。
神宮希林 わたしの神様
映画・チャンネルNECO 2016年1月1日(金・祝)21:00~ほか
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